ドラフト編集での作業

投稿者: | 2015-11-26

一太郎には、用紙に印刷した時の印刷イメージの表示モードに加え、図形など一部を省略して簡略表示できるドラフト編集モードという表示形式がある。
これはワープロ専用機の入力画面のように、まさに文書として整形する前段階での文章の入力に適したモードである。エディタフェーズという、テキストエディタのように本当に文字入力だけの表示形式もあるが、それよりはもう少しワープロのイメージ編集画面に近い。罫線なども表示される。
文章部分の入力程度しか作業がない定型的な文書などは、ドラフト編集モードだけで全て完成までのプロセスを終えてしまえるので、自分が作成する文書はそういうものも結構多い。
ドラフト編集モードでは、表示の設定を行えば印刷イメージ表示の白背景で作業する必要がなくなるので、自分としてはこれがエディタの環境に似せることができて、ワープロなのにエディタ的に使えるところがとにかく作業しやすいのである。
エディタのような自由なキー定義はできないが、ESCメニューとの組み合わせである程度はキー操作だけで作業も行える点も良い。
Wordでは、ドラフト編集モードに相当するモードもあるかもしれないが、外れ独自での背景色設定など印刷に影響しない状態での作業環境を整えることが多分できない。ESCメニューも無いのでショートカットキーだけでの操作がどこまでできるのかというところもある。