USBメモリにアプリケーションを全部押し込んで、ポータブルなその環境だけで動作するようにしたPorrableApps.comは、USBメモリの活用方法の一つとしても前々から気になっていたが、これまで何度か試したことがある程度で、本格的に使ったことはなかった。
改めて使ってみると、そんなに悪くない感じである。環境を丸ごとUSBメモリに詰め込んでおけるので、これだけ持ち運んで違うパソコンで作業をすることもできるわけだが、実際そういうシーンがあるかどうかがわからない。結局必要なアプリケーションはそれぞれのパソコンのドライブにインストールするので、それで普通は特に不満はない。
これに対応しているアプリケーションで、使用頻度の低いものなどは、こっちに入れておけば少ないSSDの容量を使わなくて済むという利点はある。FirefoxやChromeも使えるし、頻度高く最新版になっているようであるので、あえてUSBメモリをセキュアな環境ということで専用の環境にするのも一つの考え方である。
ただ、自動起動のAutorun.infがあるためか、差し込むたびにエラーになるのは自分の環境だけなのか本当にUSBメモリのこのハードに問題があるのか。