WZ+一太郎で原稿書き

投稿者: | 2016-03-05

文章原稿を書くときは、エディタとワープロを組み合わせて使っている。自宅ではWZ EDITORと一太郎のペアである。
エディタとワープロはどっちを使うべきかと比較されることが多いが、自分はつまり、いいとこ取りである。WZの方が便利な部分はそれで作業をして、一太郎の方が良い部分はそれで作業する。
WZも一太郎もそれなりにユーザは多いが、WZなどエディタのユーザは基本的にワープロではなくエディタ推進派が多いだろうし、一太郎などワープロユーザはエディタそのものをよく知らない人も多いから、この二つの組み合わせという方法は少数派に違いない。組み合わせ作業は作業環境を途中で切り替えるのが面倒臭いという理由で今後も主流にはならないという気がしている。
WZは、原稿書きの初期段階からノートに何かを書くかのような感覚で使う。ツールバーなどを非表示にして画面を広く使えるし、最近のエディタは行間罫線のようなものを表示したり1行ごとに背景色を変えたりして見やすくできるので、ただ単に文章原稿を書くのに都合が良い。キー操作もカスタマイズして、よく使う編集操作をキーボードだけで操作できるようにもしているので書く環境として快適なのである。
一太郎にはエディタフェーズというエディタ風の画面で文章を入力できるモードもあって、エディタにはない文書校正機能をこの段階で活用し、原稿出力のための印刷操作もすぐにできるというのは良いのだが、動作速度はやはりエディタのほうが高速で快適だし、画面表示のカスタマイズにも限界がある。
原稿が一通り仕上がるかという段階で、作業環境を一太郎に移行する。作成したテキストファイルをそのまま読み込む方法ではなく、エディタの画面からコピー&ペーストをする。これは、原稿編集用のフォーマットを一太郎のテンプレートで作成してあるからで、その書式にテキストを流し込むほうが都合が良いからである。
エディタは文章などテキストを入力する作業を重視しているので、印刷機能はワープロには及ばない。WZの印刷機能は十分に高機能ではあるが、思い通りのことができないことがある。自分にはワープロ専用機時代からの印刷設定方式が染みこんでいるので、エディタの印刷設定はどれも難しく感じる。
一太郎では、文書校正機能を使って機械的な文章チェックを行ってから、目で見て確認するために印刷を行う。
文書校正機能は、頼るのが良いのかどうか両論あるだろうが、長文になればなるほど見落としている部分がチェックされる点では十分重宝する。
原稿確認用のフォーマットは、40字40行でA4用紙1枚になるようにしてある。これをこのまま印刷すると行番号や全体のページ数も印刷され、読み直して校正するのにだいたい都合が良い。
ブログの原稿は、そこまでの作業を終えて一太郎からブラウザのフォームに貼り付ける。ブログはこういう貼り付け作業が面倒で直接フォームに書く人は多いが、自分は以前からローカルの環境で書いたものを貼り付ける手間を惜しまない。
投稿に失敗して書いたものが失われることがないし、書いたものが手元にも保存されるので、バックアップにもなる。尤も、今はブログのシステム側のほうがバックアップや記事管理はしっかりできていると思うので、ローカル側で保存しておく意義は薄れている。
WZ EDITORは、プログラミングだけではなく日本語の文章原稿を書くということも十分考慮して作られているので、組み合わせずにWZだけで原稿を仕上げることもできる。少し戸惑うが印刷用フォーマットを調整すると、原稿確認に十分使えるものにすることもできる。
一太郎においても、日本語文書作成に関して必要と思われる機能は惜しみなく搭載されていて、日本語文書作成の統合的な環境のようになっているので、エディタの入力画面に近いエディタフェーズやワープロのイメージ編集と中間的なドラフト編集モードも活用しながらこれだけで一通りの作業を行っても問題はない。
自分の環境にはその両方があるので、両方適度に使うというのが実は根幹にある。WZと一太郎の組み合わせでそれなりに豪華なツールで書いたという満足感が第一。ブログは所詮自己満足なのだからそれが第一で良いのだ。