書式設定のわかりにくさ

投稿者: | 2017-03-18

WZ EDITORが何もしていないのに不意の動作停止となった。
こんなことを書こうと思っていたのを、今度は半分くらいを一太郎で書くが、その前にこういう書きかけ状態のバックアップをどうにかしてほしい。
自動保存はするようにしていたが、そこからの復帰は期待せずに再度開いて正常保存をしてしまったのでもうその部分も破棄されてしまっているようだ。
確実なのは結局細かに上書き保存させるしかないのだが。
さて、ワープロ専用機や一太郎の書式設定などは、まず用紙の大きさと何字何行、縦書き横書き、フォントサイズを決めて、余白やらヘッダフッタやらを決めていくというやり方であるが、Wordのそれは、用紙だけ決めておいて、何字何行はあまり重要ではなく、あとは段落毎にどうするかという段落書式で決めるというやり方である。少なくとも自分はそういう違いだと思っている。ページ全体の書式を変える時は、テキストを全選択して段落書式を調整したりする。
こういうわかりにくさは、後発のワープロソフトでは大体同じである。エディタなどの簡易な印刷機能においても同様で、一行に何字、一ページに何行というようなきっちりとした指定をすることが難しくなっている。専用機・一太郎方式に近いものというのに出会ったことがない。
慣れてしまえば、それでも結果は同じなので問題ないのであるが、日本語文書は字数行数指定の上に成り立っている場合も多く、自分の感覚としてもA4サイズ用紙には字数・行数はどのくらいという決めがあって、Wordで作成するときもだいたいそういう行数・字数になっているかが基準である。
使い比べてみると、やはり一太郎における書式設定のやり方のほうが安心感があるし、それ以上に各種の機能がWordとは段違いに丁寧に作り込まれているので、再選択は間違いではなかったと思っている。
自宅環境でOfficeも無い頃にはLibreOffice辺りで我慢していたのだが、たまに頼まれたりして作らなければならない文書がそれでは物足りなかったり、書式設定のやり方を見つけ出しているうちに時間ばかりが過ぎてしまったりと効率も悪いため、Wordか一太郎かちゃんとしたワープロソフトはやはり必要だった。
そういう時に、そんな考えを整理して、その他の事情などもあって国産ワープロソフトを選んだのである。
今となっては、そういう国産ワープロソフトは基本的にもう一太郎しかない。ワープロ専用機もないし、ポメラはあるとしても、ワープロソフトではなく専用機とも少し違う。
一太郎互換のサードパーティのワープロソフトとか、専用機の感覚を引き継いだ全く別のワープロソフトなどの選択肢がまた出てくると面白いが、こういう状況にあっては、多分もうそういうことはない。