昔、祖父が毎日付けていたのを真似て小さい頃に日記を書いていたことはあるが、今ではおそらくそれは難しい。
当用日記にあるような気候の欄は毎日記録ができるのか、摘記の欄などは何を書くべきか、受信発信は手紙ではなくメールに置き換えたり来訪にしたりするとしてもそんなやりとりもなく、本文も適当な文章量で書けるのかと考えると、とても空ページを作らない自信はない。毎日きちんと続けられるとは思えないとすると、日記帳を持ったとしても勿体ないという気持ちになる。
毎日の日付が予め入った様式になっているのは良いと思うのだが、そういうことがあるので、もっと自由な形式にとらわれないもののほうが、仮に日記的な使い方をするとしても合っている。今ではこのようなブログもその一種と考えても良いし、手書きではノートに日付を入れてかなり自由に書いているそれが相当する。
書かない日は飛ばしても、最終部分に続けて書くのでページに空きができることもなく、無駄にもならない。
日記のようなことはほとんど書いていないが、それでも日付けて見返すとこの頃この日はこういうこと、こういう作業をしていたのだとわかることがあって、たまに面白い。