これまでPCのマウスはUSBの有線マウスに始まり、やがて無線に代わりずっとそればかり何個も使ってきた。Bluetoothのマウスも出始めの頃か、使おうとしたこともあるのだが、大きさやスクロールホイールなど機構部があまり気に入らず、反応もどうもイマイチであって、良い印象を持っていなかった。特に、Windowsを起動しないと使えないというのがどうなのかとずっと思っていた。
タブレットやその他の関係もあり、最近では無線キーボードもBluetooth接続というものが増えてきたので、そろそろマウスも別のものに替えてみようかと思い立ち、LogicoolのBluetoothのものにしてみることにした。
Bluetoothのマウスは、やはり今でもWindowsが起動してドライバなどが読み込まれないと動作しない。つまりBIOSなどのレベルでは使えない。
キーボードならば、BIOSの操作をすることもあるので、その段階で使えないと困ることもあり、外付けならばUSBのものしかないと今でも思うが、マウスに関してはWindows起動後しか使わないことを考えると、Bluetoothでも問題がないのではないかと考えてみた。
使っているThinkPad 2台にはいずれもBluetoothの機能があるので、特にレシーバなどを追加せずにも使えるし、BluetoothマウスにするとUSBポートが一つ空けられる。
そんなことを考えて、一応Bluetoothの接続機能をこれまたずっと使っていなかったテンキーで試した後、早速LogicoolのMX Master 2SとMX590の2個のマウスを入手して接続し、使い始めてみているところである。
以前のように、Windows起動後に接続されるまでのタイムラグのようなものもなく、これまでの無線マウスと変わりない感じで使えるので、中々良い感じである。
余談だが、そのBluetooth設定作業のためWindows 8.1のタイルアプリによる設定画面を起動すると、なぜかどこもクリック出来ない状態になってしまう現象に遭遇している。アプリ画面はしばらくすると自動的に最小化されてしまう。
そうなった後、ATOKの入力設定もおかしくなってしまうので、これはATOK(2018相当)と関係があるのかと、別の日本語入力システムに切り替えてみたところ、この問題が解決。Windows 10では問題がないようだが、8.1ではATOKとタイルアプリの一部の相性が悪いのかもしれない。