ロジクールの高価帯マウス

投稿者: | 2018-04-07

ノートを含めてPCを使うために自分としてはマウスが必須で、これまで様々なマウスを使ってきている。どうせなら高価・高性能なものをということで、Logicool=ロジクール社の高価帯マウスも幾つか使ってきている。
記憶や記録を辿るなどして調べてみると、その始まりは、VX Revolutionというマウスだったはずだ。その後、VX nanoという小型のもの、ほぼ同型のM905 Anywhere Mouseときて、今使い始めたMX MASTER 2Sに至る。いずれも9000円から12000円程度のものである。
どのマウスも、さすがに他の一般的なマウスとは違った高級感があった。デザインや質感など。無論、使用感も良い。特に、クリック感が無く高速に回転する機構のホイールが最高で、長大なページのスクロールに重宝するので気に入り、その後別のマウスを選ぶときもこの機構を備えたロジクール製品を幾つも選んだ。
どの製品も気に入ってずっと使いたかったのであるが、何年かするとサイド部分の樹脂が劣化して溶けてベタベタするようになってきたり、バッテリーの押さえが甘くなって接触不良を起こすようになったりして、別のものに取り替えることを余儀なくされてきた。
とりわけ、樹脂の劣化はやはり避けられないのだろうかとずっと思っている。手垢が付かぬように毎回手を洗ってから使うというのも、色々と限界があるし、マウスにカバーをするなどは現実的ではない。
VX nanoの頃か、ロジクールのフラッグシップとなるMX Revolutionがあり、その後M950など、今のMX MASTERに至る大型マウスが出ているが、今までこれを選ばなかった。
実機を触ってみて、少し大きすぎる、重すぎるような気がしたり、充電方式が特殊だったりして買いたい時のニーズに合わなかったのである。
ならばどうして今はMX MASTER 2Sを選んだのかというと、直前に使っていたマウスがMicrosoftのエルゴノミクスの大型マウスであって、大きめのマウスでもそんなに苦無く使えるという気がしたからである。
MX MASTER 2Sは、まだ使い始めて日が浅いのであるが、当初はやはり大きさや重さの不慣れによる違和感があったものの、数日経ってそれも気にならなくなってきて、クリック感の堅実さや重さによる安定感などが快適であると感じ始めてきている。
これまでの製品と同様に高価帯のマウスは、持ち上げたり操作したりするときに動作部分の遊びがなく、無駄にカチャカチャと安っぽい音を立てることがない。作りがしっかりとしている。そういうところはさすがであって、苛々せずに安心して使えるというものである。
バッテリーは内蔵のリチウムイオンと思われるので、取り外しが出来る単三電池の製品のような接触不良はあり得ないと思うが、今は樹脂部分の劣化がなるべくないよう願うのみである。