ATOK Syncを使う

投稿者: | 2019-02-17

以前、2台のPC間でのATOK設定や辞書の同期のためにATOK Syncを使っていたが、幾つか難しい所があってここ数年使わなくなっていた。
その間にATOK Syncも進化したのかと、改めて使ってみた。
目的は、辞書や学習情報、設定の同期である。
まず、ATOK SyncはATOK Passportや一太郎2018、2019の最新のATOKでなければ使えないのかもしれない。そもそも違うVersionのATOKとの同期については手順も複雑になるので難しい。Justオンラインアップデートからダウンロードしてインストールすると自動的にサーバとの同期が始まる。この時点で、ローカル側の設定自体は変わってしまう可能性があるが、プロパティやスタイルは同期用のスタイルとして従来の設定とは別の物になるようなので、元の設定に戻すことも可能となる。
だがこの時点などで、ユーザのプロファイルフォルダに、辞書などが複数のバックアップが作られてしまうようであって、大きな辞書などを使っている場合や複数の辞書を使っている場合は、どれが最新でどうなのかがわかりにくいし、多少なりとも容量資源を食う。
同期については、辞書・学習情報を定期的に同期するか否か、環境設定かお気に入り文書か、それを手動で行うか自動にするかが設定できる。修復のメニューからはサーバ側に上書きするかローカル側を上書きするかなどをオプションで設定できるが、基本的には同期を取るということになり、どのPCが親機でどれが子機で、というようなやり方ではないようだ。
メニューからは環境設定とお気に入り文書についてはアップロードするかダウンロードするかが選べるが、辞書・学習情報については同期するのみ。
試したところ、同期は最新の状態になったほうを優先してマージするような形になるものと思われるが、同期には1~2分程度の時間がかかる。初回の同期にはもう少し時間がかかる。
明示的にやるにしろしないにしろ、少々これだけ時間がかかるのは気になる。僅か1語2語の修正や追加でも同じ程度の時間がかかるのである。ユーザ辞書だけなら、そのユーザ辞書のファイルを別の方法でやりとりして上書きするというような方法のほうが簡単かも知れない。
辞書や設定の同期は、あえてATOK Syncのクラウドサービスを使わなくても、ATOKバックアップや前の記事で書いたような様々な方法があるので、必要に応じて使い分けることで良いのではないか。