以前からデジタル腕時計、電波時計、電子辞書など、CASIO社の製品は幾つも使っているが、最近では自宅や会社で使う電卓もほぼ全てCASIO社製のものにしつつある。
以前は、電卓は特にメーカーを気にして選ぶことはなかった。学生の頃に使っていた手帳型の小さな電卓はCASIOだったが、それ以前に家にあったのはSHARPのものであったかもしれない。仕事に就いて与えられた電卓はCanon製で、それを10年くらいは使っただろうか、その後は億千万表示の出来るCanon製を好んで使った。未だに3桁区切りの数字表記に慣れないからである。
そういう事情はあるが、最近は電卓はCASIOである。本格実務電卓をSHARPのものと比較した結果、キータッチが柔らかく打鍵しやすく、キートップの大きさやそのピッチも丁度良くミスタイプしにくいのがCASIOのほうだった。「0」キーが左下に飛び出た配置であるなど独特だと思ったが、それも親指で打鍵すると考えればそのほうが自然で、実は使いやすい。
電卓はパソコンの近く、普段書き物をするデスク、仕事のデスクなどにそれぞれ置いているが、気付けばそれが全て自分で使いやすいCASIOのものになっているのである。
今後当面は、それで行くつもりである。