PCで作業をするからには、どういうディスプレイでどう表示させるかは結構重要なことであるが、以前はとにかく、それなりに表示されるならそれで良いと思っていて、特に気にすることはなかった。
PCを使うようになってから、当初はPC-98純正のCRTディスプレイで、15インチ程度の大きさのものであったように思う。その後、ノートPCでやや見にくい液晶、FMVの17インチのディスプレイをその後自作機になってもしばらく使い続け、再びノートPCの液晶画面で1024×768のサイズを長く使った。
あるとき、今の時代外付けの液晶ディスプレイもそんなに高価ではないと知り、三菱の19インチディスプレイを購入した。グレアパネルの、多分TFT液晶で蛍光管タイプのものである。丁度デジタル写真の現像などもやりはじめた時期であったので、ノートPCの液晶と比較すると雲泥の差であってしばらく満足して使っていた。
その後、写真の処理をするならもう少し大きな物が欲しいと思ったのと、反射しにくいノングレアのタイプが良いと思い、同じ三菱の23インチのディスプレイを購入し、このときから表示はFHDになった。接続はHDMIである。
さらに、その三菱の操作部分のスイッチの動作が怪しいことがあったのを機に、5年ほど前にEIZOの23.8インチディスプレイに乗り換え、今満足して使っている。
三菱のディスプレイはもうメーカーが廃業してしまったが、その以前の三菱のディスプレイも別のPCやサブディスプレイとして使っているので、まだ現役で使えている。
PCはノートだが、ほとんどこれらの外付けディスプレイで表示させていて、本体ディスプレイはあまり使わないのである。
ところで、これらの液晶ディスプレイの掃除は、EIZOのクリーニングキットを使ったりすることもあるが、基本的にはクリーニングクロスで埃を払う程度で十分で、それ以上に汚れることはほとんどない。ノートPC本体のも含めて、液晶ディスプレイはそんなに汚れることはない。
埃はそれなりに付着する。埃が付着しても、ディスプレイを使うときは黒い画面以外気にならないこともあるのだが、こまめに掃除をするといつも綺麗に表示される状態が保てるので、なるべく頻度高くそういう埃は除去するようにしたいものである。