時刻表と枕2

投稿者: | 2019-10-05

枕は、文字通りの枕である。時刻表を重ねて枕にするとかそういう話ではない。
今まで、蒲団・ベッドでは自宅にある枕をそのままあまり何も考えずに使ってきていたが、買えないようなものでもないので、購入してみることにしたのである。
思い返せば、過去にはそば殻の枕とか、パイプ素材、最近では低反発の枕をもう10年以上は使い続けてきたが、変色もして湿気も感じるようになっていた。安眠できないということでもないが、枕を変えたらもっと何かが良くなるのではないかとも思った。
これまでの経験上、高さが低めの枕は自分には合わない。真上の天井に視線が行くくらいの低さだと不安感が増して安眠できていない気がする。横向きの場合も頭が下がるので負担を感じる。
そうであるので、次のような条件を考えた。
・高さがある枕
・低反発でないもの
・柔らかすぎないもの
・ガサガサ音が気にならないもの
ガサガサ音については、そば殻もそうだがパイプ素材だと尚更、寝ているとき寝返りをうった時などに気になって目が覚めてしまったりして合わないのである。過去にパイプ素材の枕をしばらく使っていた時期があったが、寝返りを打つ度にその音が気になってよく眠れなくなったことがある。
しかし、選んだ結果、部分的に高さなどを調節できる仕組みもある、パイプ素材のものとした。そば殻タイプよりは確実に音が静かであったが、それでも他の素材では柔らかいものばかりで今回の要件には合わないと思われた。
実際購入して使ってみると、最近のパイプ素材は思ったほど大きな音はなく、普通にて低手もほぼ気にならないものであって問題がなかった。
高さと固さもそれなりにあり、ひとまず満足なのであるが、それが圧倒的に良く安眠に繋がったかというと、どうもそうでもない。安眠できるか否かは、枕も多少の要因はあるとしても、それ以外のことのほうが理由が大きいようなのであった。