GREP機能

投稿者: | 2019-10-06

WZ EDITORにも秀丸エディタにも、GREP検索機能がある。今はどちらもGREP検索とともにGREP置換もできるようになっている。サクラエディタも今はそれができたかもしれない。
GREPとは簡単に言えば複数のファイルに亘って検索を行う機能で、指定した範囲の指定した種類のファイル内を対象に、指定した文字列を検索し、それの一覧を作成してくれる機能である。開いているファイル内だけを対象にする普通の検索はエディタなら必ず持っている機能であるが、GREPを持っているエディタは多くない。
多数のテキストファイルを検索する手段として、GREPのような機能がなければそれら多数のファイルを一つずつ開いて検索していかなければならず、ファイルが多いと時間と手間が何倍も必要で効率が悪い。必要で、ありそうな機能なのに実際にはあまり装備されていない。Windowsのテキストエディタでも有償のものとか、特に高機能なアプリケーションにしか実装されていないし、少し前まではGREP置換は別のツールに頼らなければならないこともあった。
長文などをファイルを分けて作っているときに、特定の単語の表現を別の表現に統一したり、Webサイトの全HTMLデータの中から特定の表現を別のものに置き換える、テキストでため込んでいる過去の資産の中から、特定の語を抽出し、それについてどう言及したのかを検索したりするような時に使う。
WZも秀丸も、GREP検索においてももちろん正規表現検索もできるし、特定のフォルダだけ、その配下のフォルダも含めるか否か、ワイルドカードで指定した特定の拡張子のファイルだけといったオプションを付けた検索ができる。
いずれも、検索結果一覧にはその検索語がヒットした行を抽出して別ウィンドウで表示する。WZ EDITOR 10のGREPは、検索結果一覧で抽出行をクリックすると、画面下部にそのファイルの該当箇所がプレビュー画面として開かれて前後を含めて参照や編集をすることができる。秀丸の場合もヒットした行は抽出され、ヒットしたファイル名をクリックするとタグジャンプをしてそのファイルが開かれるようになっている。
自分は、過去に書いたブログの記事の原稿や他人に送付した手紙の原稿などを特定のフォルダに集めておいてテキストDBとして、それを一気にGREPで検索して、それに関してどのように言及したかを振り返ったりするのに活用している。以前は、WebサイトのHTMLを全て検索して、特定の表現を一気に全て変更したり、属性値を全て一気に変更したりなどの活用もあった。
いずれにせよ、今後もGREPはテキストエディタの特権であって、高機能なエディタを選ぶときにGREPでどこまでできるのかを目安の一つにしても良いような、そういう重要な機能であるが、一般にはあまりよく知られていないし活用もされていない。