一番の執筆環境

投稿者: | 2019-12-07

大量に文章を書く人やプログラミングを職業的にするような人でもなければ文字入力の環境には拘らないという人が多い。逆に、大量に入力したり書いたりする人でも拘らない人もいるが、少量入力しかしない人でも拘っている人は居る。
自分は、会社の仕事の作業はまた別として自宅で大量入力と言えるレベルには書かないが、かといってWebブラウザで検索語の入力だとかそういうフォーム入力くらいにしか使わないということでもない。大量ツイートをするわけでもないものの、このようなブログの文章くらいは書く。実際は複数のPCに分散して作業をしたりするので、1台当たりの作業量だと更に少なくなる。
そういう状況であっても、文章入力をそれなりにしていると思っているので、ある程度PCでの執筆環境はより良い環境にしているつもりである。
一つはモニターの大きさで、これはある程度の大きさが欲しい。文字の大きさも自分の視力で読みやすい大きさに調整したとして、一定の分量の文章が一度に表示されるくらいが欲しい。何インチとか何ドットとかは目安にしかならないと思うが、自分の場合は23インチのモニターでFHDの解像度である。乱反射しないノングレアのモニターが良い。
文章を書くためのアプリケーションは基本的にテキストエディタである。秀丸も使うが最も使うのはWZ EDITORである。これの表示をカスタマイズして、見やすいフォントにしたり配色を調整したりして、都合が良いようにしている。背景色は濃紺色で文字色は白またはグレーである。Windowsでは明るい色の背景色が文字入力フィールド配色の基本となっているが、これだと眩しくて長時間の作業に向かない気がするのである。古いコンピュータの環境は黒背景画面に緑文字などがあるが、そういう古い環境の色合いのほうが作業には向いている。
和文入力の方式は、今は皆ほとんどローマ字入力方式だと思うが、自分はDvorak配列をベースにした独自の入力方式を使っている。ATOKやGoogle日本語入力のローマ字カスタマイズを駆使して、そういう入力方式に変えてしまっている。
ローマ字入力とは全く互換性のない配列方式なので、別のPCなどでは使えず、自分専用でないPCを使わざるを得ない時はローマ字入力にしなければならないので、少し困ることはある。だが通常は、ローマ字入力より打鍵数が少なく快適である。
キーボードも良い物を使う。自分はRealforceを使っている。耐久性ということもあるが、チャタリングなどの入力エラーが起こらず、打鍵感がとにかく快適であるからで、もう10年以上Realforceのテンキーレス、US配列のものを使っている。JIS配列でも悪くはないが、多少合理的な配列やキーボード全体のバランスが良いUS配列のほうが好みなのである。
それが万人にとって最良とは思わないが、自分にとってはそういう環境で書くことで快適であるのだから、満足している。