キーボードの押下圧

投稿者: | 2019-12-08

キーボードを打鍵する際の押下圧は、キーボードの各キーのスイッチやメンブレン機構により異なっている。
一般的なメンブレン機構のキーボードでは50~60gらしい。ノートPCのパンタグラフ機構ではもう少し軽い感じがするので45g程度だろうか。Cherry社のキースイッチでは、黒軸で60g、赤軸や茶軸で45g程度とのこと。静電容量無接点のRealforceでは30g、45g、55gの各タイプとキーによりこれらの押下圧が組み合わされた変荷重タイプとがある。PFUのHHKBでは45gとのこと。
欧米の人は55gや60gの重い押下圧が好みらしく、日本人は軽いほうを好む傾向にあるようである。
自分も様々なキーボードで幾つかの押下圧のものを使ってきたが、標準的な45gが一番快適である。重すぎず、かつ軽すぎない。長文を書くなら45gのキーボードを使った時が一番効率よく作業が出来ると感じる。
45gが一番あるが、運指に合わせて押下圧が調整指定有るRealforceの変荷重もまた良い。全て30gでは打鍵は楽だが軽すぎてミスタイプが増えそうな気もして、逆に力が入ってしまいそうな感がある。黒軸の60gはそういうことはないし、底打ちまでしなくても打鍵できたりもするが、やはりしばらく使っていると感じる重さで長時間の打鍵には向かない。45gのRealforceやHHKB当たりだと、比較的しっかりとした打鍵感もありながら、柔らかい感じもあって丁度良い。
しかしこれは完全に人それぞれの好みで、感じ方も異なる。正直なところ、重い軽いは感覚としてはあるが、打鍵しただけでこれが何gの押下圧かと判定するような繊細な感覚は持っていない。30gでも重いと感じるかも知れないし、60gでも軽いと感じるかも知れない。好みの45gも、Realforceの45gは丁度良いと感じ、HHKBの45gはどことなく重くも感じる。人によってはその逆の感覚もあり、少なくともその辺の感覚はいい加減だ。キーボードの個体差もあって、実際キーのスイッチ・バネでは±15~20g程度の誤差もあるようなのだ。全く同じモデルのキーボードでも感じが違うのは使い込みの程度の差もあるのかもしれない。
そういう部分はあるにせよ、普通にPCに付属してくるキーボードはやや重いものが多いようなので、キーボードの打鍵が押下圧で苦になるとか、長時間の打鍵をするという場合は押下圧が低めになっているキーボードにしてみると良い。疲労の軽減にも繋がると思われる。