リアフォの利点

投稿者: | 2019-12-25

そんなにまでして使い続けているRealforceは結局何が良いのか。
まずは静電容量無接点スイッチで、チャタリングが起こらないことが挙げられる。チャタリングによる重複入力は、たとえ頻度は少なくても1度でも発生すると気持ちの悪いものであるがRealforceはそれが起こらない仕組みである。実際、10年使っていてチャタリングが発生したことは1度もない。ただし、稀にキーボードが認識しないというエラーが起こったりしたことはあった。
耐久性が高いことも利点の一つである。R2は5千万回の打鍵に耐えうるという。それがどれほどの数なのかよくわからないが、少なくとも10年使い続けて問題ないので、それくらいは普通に持つのである。キーボードを使わないときに普段かけている布カバーが引っかかったのか、不意にキートップが一つ外れたりということもあったが、これは元に戻せば何の支障もなく、耐久性とはスイッチの反応のことであって、それとはまた異なるものである。
Realforceは国産であることも安心できる点の一つである。海外製が全て悪いわけではないが、やはり国産であって日本人の好みに合わせた仕様になっているのは望ましい。
国産のキーボードはRealforceの他に東プレからのOEMで同じ静電容量無接点を使っているHHKBくらいしかないが日本人が使うキーボードは日本人の手に合わせた国産のものがベストである。
JISもUSもキー配列が標準的なもので、他のキーボードと併用したり他のキーボードを使う機会が生じたりしても、大きく異なる配列を使うことになって不便を感じるというようなことがない。何台ものPC、何台ものキーボードを使う際には、実はここは重要な点である。