一太郎雑感2

投稿者: | 2020-02-09

多くの一太郎ユーザでも、仕事ではWordが基本という人が少なくない。
では自分はどれだけ一太郎を使うのかと考えてみると、少なくともワープロとしてはほぼ全て一太郎を使っているということになった。Wordは元ファイルがWordである時だけビューアとして使い、自分で新たに作成するワープロ文書はほぼ全て一太郎を使うようにしている。データはだいたい共有する必要がなく、自分だけしか扱うことがないような文書ファイルであったりする。公開したりするような文書はPDFにしてしまうので、結局ワープロソフトは何でも良いのである。
何でも良いのだから、自分の使いやすいワープロソフトを使う。すなわち一太郎が一番使いやすい。もちろんこれは慣れであり、あるいは好み、国民感情的なものもあるかもしれないが、実際一太郎はWordより和文の文書文章作成を支援する機能が充実している。Wordが普及したからこそWordで作成されるような文書が標準になってしまっているが、かつては一太郎型、ワープロ専用機型の文書が標準であって、一部の官公庁や大企業、学校などでは従来型の文書が標準になっていて、これを簡単に変えることなどできない。
官公庁の他、警察機関でもよく一太郎が用いられていると聞く。警察機関向けのJust製品群もある。これはMSが海外企業であることや世界的な標準であることによるセキュリティ上の懸念もあるのではないか。
学校・教育の分野では、和文文書の作成に特に有利な一太郎が使われているのは疑問がない。国語、古文・漢文などの問題文作成の用途には多分Wordでは物足りないのかもしれない。
一太郎・ATOKが強いのは行政分野の他、法律関係、警察、医療、教育・国語関係の業務、記事書き、小説などの創作に携わる人などに広く支持されているように思う。JustOfficeに関してはMSとの互換性も高く、MSを一部置き換えることによって大幅なコストダウンも期待できるのではないか。
ただ実際は自分の場合、文章を書くだけならワープロソフトよりもテキストエディタを使ってしまうので、相対的には一太郎の出番は少なくなっているものの、テキストエディタやテキストファイルでは不都合がある時はワープロソフトとしての一太郎が必要となってくる。
一太郎が更新になるこの時期、2月の初旬を中心にしばらくは自分も文章書きに一太郎を集中的に使ったりするし、一太郎やATOKの設定を見直したりもするのであるが、それもしばらくすると当たり前の環境になってしまって、特に気に掛けないようにもなってしまう。新機能を使って楽しんだり、それを使うために新たに何か文書を作成したりもするが、やがて定例的な仕事や作業でファイルを編集するのが中心になって常に機能の見直しや使える場面の考察などをするようにしているわけではない。そういう時期のほうが長く、つまりは余り使わない期間もそれなりにあるのだが、やはりこれは無いと困る。
パソコンに乗り換えた頃は、まだパソコン通信もインターネットもしていなかった。自分だけではないと思うが、ただOffice系ソフトや雑誌のCD-ROMから各種フリーソフトを使うだけの時代もあった。ワープロ専用機同様に文章を書くことがメインの作業で、すなわちワープロソフトはその中心であったわけであるので、新しい一太郎が出たとかということになると、新しいWindowsがリリースされたかのような賑わいがあったのは懐かしい。今はそういうこともない。