詠太の能力

投稿者: | 2020-02-24

このブログの原稿など、時々一太郎の詠太に読ませて原稿を確認する。詠太とは、要するに音声での読み上げのアプリケーションで、プレミアム以上の一太郎に同梱されて一太郎に組み込まれているが、独立して起動させて他のアプリケーションで使用することもできる。
毎年少しずつバージョンアップして、今年は新しい声が加わったが、それ以上に昨今の詠太はずいぶん進化して、普通の文章ならほとんど読み間違いがないくらいになっている。これは、ATOK以上に驚く。自分が書いたような、固有名詞や英単語が入った文章なども問題なく読み上げる。読み上げる間の問題は多少あるような気はするとしても、基本的に読み誤りはないのである。数年前の詠太とは明らかに違っている。
以前の詠太は、割と頻出の語も読み誤り、特に同音異義語の読みの判別が上手くいかないことも多く、そのたびに単語登録をしてやったりする必要があったが、多分今回の詠太はそんなことはほとんどする必要が無い。ATOKで、単語登録しなくてもだいたい考えつく語は変換できてしまうのと同様、詠太も何もしなくてもその能力を発揮してくれるようになった。
他にも様々な使い方は想定できるが、原稿読み上げに関してはこれがあれば様々に間に合うと思う。