ThinkpadのWindows 10を、機能更新で2004にアップデートした。
2004は、5月末に配信が開始されていて自分の機種もLenovoでは検証済となっていたが、Thinkpadでは不具合も多く報告され、配信が待ちの状態になっていた。自分の場合は、配信から30日間は遅らせるような設定もしていたので、どっちにしろすぐには配信されて自動的に更新されるようにはしていない状態だった。
7月16日付のWindows Updateで、そういう多くの不具合が解消されるパッチが配信されたことで、どうやらThinkpadにも2004が降ってくるような状態になったのだと思われる。自分も既にこれで30日間は経過していたので、配信のストップが解除されるのにあわせて、実際には先のWindows Updateでの配信が終わるとすぐに、2004が降ってきた。
この編に解説されているアップデートのようである。
2020年7月の累積的な更新プログラムがリリース!Windows 10 1903/1909 KB4565483、Windows 10 2004 KB4565503 など
https://japan.zdnet.com/article/35155148/
更にこんなような所などにThinkpadでの不具合の報告がまとめられているが、BSOD、ブルースクリーンのエラーなどは致命的である。BitLockerのエラーも困った物である。
Windowsなどユーザ数は何千万人もいて、Thinkpadのユーザも相当多い。こんな根本的な検証やエラーの回避が、なぜ正式リリースまでに出来ない、Windowsはいつもそんな品質なのかと毎回不安になる。これが日本製の何かの製品だったらこんなことはまず考えられない。
それでも、降ってくるということはある程度、もうアップデートしても大丈夫だろうと見込んで、作業を開始。
いつも載せているドックから下ろして再起動、Lenovo Vantageでアップデータを検索したらBIOSのアップデートも出ていたので、2004が降りてきてインストールが始まる前までに終わらせようとすぐ更新。こういうものに関しては新しくしておいた方が最新のWindowsに適合しているだろうという予測から。
ダウンロードが終わり、インストールが自動的に開始されると、念のためBitLockerの保護を中断しておく。
進行して20分くらいで100%に達しようかという所でエラーで中断。原因は不明であるが、Nortonの自動保護もオフにしていなかったのが原因になった可能性があるようにも思って、そこをオフにしてリトライ。そういう作業も考えられるので、Windows Updateの機能更新などは管理者権限ユーザで作業するべき。Nortonのそういう機能のオンオフはそういう権限のユーザでログインしている状態でないと操作できない。
リトライしたインストール作業は約40分くらいの時間をかけて、今度は成功。思えば前々回くらいの機能更新も1回目で失敗、2回目で成功ということがあった。
その後、リブートの操作をすると、3、4度更新しながらリブートが行われてようやく完了。
起動や動作に問題はなく、ドックに戻しても今のところ特に障害はなく動作するようである。
これでまた最新の状態になった。