Shuriken懸念

投稿者: | 2020-12-19

一太郎2021が公表されて予約受付も始まっているが、今回の上位版プラチナにはメーラーのShurikenが付属しない。2020まではプレミアム以上の上位版パッケージに必ず付属していた。
今回付属しないということは、今後も付属しないか新版が出た時のパッケージにだけ付属するかのどちらかになると思われる。
Shurikenは、著名な市販品では唯一の国産メールソフトである。以前は、SNSなどが一般的ではなかったのでメールでのやり取りは連絡手段として重要で、それを扱うメールソフト、メーラーも様々な物が開発されて使われていた。しかし今はそういう連絡のやり取りがSNSに取って代わられてしまったし、メールそれ自体もWebのクライアントで十分に用が足りる様になったので特別何かのそういうアプリケーションを必要とすることがなくなったのである。
一太郎に同梱されていたというのもあるし、Justsystem製というのもあるので安心して使えるメールクライアントとして、しばらく使ってきた。
とは言っても、最近メールはGmailに集約してブラウザでやっているので、メールクライアントはメールをローカル側にバックアップするため程度の位置づけでしかない。
これまでメールクライアントはOutlook Expressに始まり、その後Becky!、WZ MAIL、Thunderbirdなどを使い、名称変更前の秀丸メール、つまり鶴亀メールも使っていた時期がある。
Shurikenは上記のとおり今後はどうなるのかという懸念も生じてきた。
すぐにどうこうということではないとしても、別のもっと都合の良い環境にしておくのも良いのではないかと思えてきた。
幸い、既に秀丸エディタのユーザでもあって秀丸メールは無償で使えるので以前にもそれで使った経緯がある。秀丸メールはShurikenよりは高頻度で更新もされて最新の機能などにも対応しているので、この機に乗り換えてみようと思っているのである。