ローマ字入力とJISかな入力はユーザがそれなりに居るのでともかくとして、それ以外の入力方式を使っている人に対しても少なからず偏見はあるのではないか。
これもUS配列ユーザに対するものと似ていて、多数派でない者に対する僻みのようなものが感じ取れる。
だいたい、入力方式をカスタマイズしたり別の入力方式を使っている人に対しては、その必要があるのかという問いから始まる。自分は新たな方式を習得することなどできない、習得にかかるそんな時間は無駄な時間だと言うことをくどくどと主張し、やはり単なる物好きの趣味だとか、目立ちたいための遊びだというような結論に達するのである。
入力方式を何らか変更するという事自体は、既存の入力方式よりも優れた面を目指してそうしているわけであるので、入力効率は良好になっているはずである。習得できた場合はその方式を遠慮無く使えば良いのである。
自分も含めて入力方式を変更する少数派の人々は、この環境ではこの方式が使えるか、今後もこの方式でやっていけるかということを考えながら使っていく事自体も楽しいものなのである。