Realforceには、アイボリーのモデルと黒色のモデルとがある。HHKBにも、白色のモデルと墨色のモデルとがある。すなわち、簡単に言えば白モデルと黒モデル、白と黒である。
これは、同じ型番というか、同じ機能仕様の製品の単なる色違いである。
そうであるはずなのだが、この二つを使い比べてみると、違いを感じるのである。
具体的には白モデルは打鍵感が軽やかあるいは滑らかで、黒モデルは固めでしっかりとした感じがする。
もちろん、メーカー的には同じ製品の単なる色違いなので、差異は設けていないという。キートップの素材が僅かに違っていたりして、黒モデルのほうが表面の手触りにマット感もあるが、それは打鍵感、押下圧の感じ方などには影響しないことであろう。
同じように感じているユーザも少なくなく、色のイメージによるものか、単なる個体差なのではないかとされているのであるが、概ね皆、白と黒の違いの感じ方が共通している。ききキーボード、のように、目隠しで触ってみたら、二つの違いは感じないかもしれない。
自分の環境では、購入時期が異なるので、正確な比較はできていないとしても、HHKBもRealforceのほぼ同じモデルも、あるいはRealforceのテンキーでさえも、2モデルの色違いで感触が異なっているのは不思議である。