WordPress 5.8.2が昨日リリースされた。自分の所のWordPressは最初に自動インストールしたときに5.8.1だったので、初めてのアップデートということになる。
アップデート作業は、一旦プラグインを止めてバックアップも取って慎重に、などと言われていたのでそうしようと思っていたら、自動アップデートが有効になっていたようで、気付いたらもうアップデートされていた様子。今のところ特に問題は生じていない、サイトも健在である。
WordPressのアップデートには、メジャーアップデートとマイナーアップデートがあり、小数点2位の更新はマイナーのほうで、セキュリティ関係やバグの修正のためであるので、基本的には自動更新でも概ね問題ないような感じである。小数点1位のアップデートがメジャーアップデートということになるので、これのほうはプラグインの対応を見極めたり、バックアップ取ったりという手順を踏まえたほうが良いようだ。おそらく数ヶ月に1度くらいの割合でそういうアップデートがありそうである。
自動更新の制御は管理画面からもできるが、もっと高度な制御を行うためには設定ファイルを触らないといけないのかもしれない。それは、まだ触りたくない。更新制御のプラグインもあるようで、それなら良いと思う。
その辺の設定を試しているうちに、この更新を非表示にする、のようなボタンをクリックしたら、再表示が出来なくなって、これはどうしたら良いのかと調べるが、有効な方法があまり出てこない。でも更新管理ページを表示するために一瞬何かボタンが表示されてすぐに消えてしまうので、それをよく見たらそれが再表示ボタンだった。タイミング良くクリックできれば、ボタンが再表示されるものの、次にアクセスするとまた消えている。当該バージョンを再インストールするようなことはあまりないと思うので、特に再表示は必要ないのかも知れない。
プラグインを停止するとき
慎重にやるなら、プラグインは一度全て無効化して停止しておくほうが良いようだ。
デモ的にそれをやってみて、一度停止して再有効化してみると、ほとんどのプラグインにおいてはそれで問題が無いが、無効化前の設定がきちんと保持されているかは一応確認した方が良いと思われる。
少し気になったのはSiteGuardで、無効化するとログインURLを変更していたのが初期値に戻る。他の設定も全て初期値に戻るようだ。こうなっていることを忘れてログインしようとして、そのURLが無効になっていて焦りそうである。さらに、再有効化すると再びログインURLが変更になるので、これもブックマークを更新しておかなければ、ログインするURLがわからなくなる。
このプラグインはそこを慎重に、と思ったが、ログインURLの変更に関しては管理者宛にメールで通知が来る。
他のプラグインも無効化・有効化を行ったらそういう設定の保持を確認すべきである。