フィルムカメラ、レンズ付きフィルム、携帯のカメラ、コンパクトデジカメと使ってきたが、今までたいていフルオートか、それに該当するモードをほとんど使っていた。フィルムカメラで一眼レフを使っていた頃も、基本的にAEモードを使っていた。
何もかもカメラ任せだが、何も考えなくてもたいてい適正露出になるので便利だと思ったのだ。携帯やコンデジでは、オートしかなかったりもする。
デジタル一眼では、フルオートや、それぞれの状況に適したシーンモードもあるが、これ
らのモードは(Canonの場合は)簡単撮影モードというべきものであって、RAWで撮ることは出来ず、ISO感度なども選べない。大きな失敗にはならないかも知れないが、選択の自由度は低い。
せっかくデジタル一眼を使うのだから、どうせならもっとマニュアルなテイストで撮ってみたい。そう考えて、しばらくはプログラムAEモードで、ある程度自分で色々選択して撮ってみていたが、だいぶ操作に慣れてきたこの週末は、シャッター優先、絞り優先のモードを使ってみた。
非常に大まかではあるが、どのくらいの値であればどうなるかという事が少しわかるようになってきたという事もある。
今日は絞り優先でF8~F11を使ったが、手ブレしないシャッタースピード、それでも合わなければISO感度アップなど、操作も比較的スムーズ。風景写真で、遠景までボケないシャープなショットを目的としていたので、だいたい目的通りになった。露出補正もだいぶ思い通りになるようになってきた。
デジタル一眼に限らないが、屋外では液晶が見づらく、目的の効果で撮影されたかどうか、屋内や車内に行かないとハッキリわからないのは、やはり液晶をもう少し明るく表示するより他にないのだろうか。