KAOの用紙など

投稿者: | 2021-11-23
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導入したプリンタの運用などに関する雑記。こうして新しいテーマが出来ると、その前までテーマにしていた新レンタルサーバ、WordPressでのブログ再構築などに関しての話題は、めっきり出番がなくなる。

KAOのインクジェット専用紙

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KAOのインクジェット用紙

ワープロ専用機の頃か、あるいはPC-98で使っていたHPの(OEMのNECの)インクジェットプリンタかで使おうと思って購入していた、KAOブランド、すなわち花王のインクジェット用紙がまだ残っていた。他にも、既にパッケージのない薄手のA4用紙とB5用紙も数枚あった。
今から20年か25年くらい前の古い製品と思われ、少々変色・酸化もしている。
この頃のインクジェット用紙は、両面印刷に対応しているものではなく、片面だけが印字面になっていて、裏面は印刷するのに適していない。まだ両面印刷が一般的ではなかった。用紙のパッケージに、こちら面が表だ裏だと表示してある。たいてい、光沢というか手触りの滑らかな方が表の印字面になっていて、インクジェットの写真用紙や葉書のような感じでそれに適したコーティングがされているのであろうと思う。

普通に使えそうだと思って試しに印刷をしてみると、特に問題はない。コーティングがしてあって光沢に近い滑らかさもある分、さすがに専用紙だけあって出力も綺麗である。
何時までもそんな古い用紙を残しておいても仕方がないので、20枚くらいあるのか、原稿の印刷チェック用途など、特に外部に提出するようなものではないものに使ってしまいたいと思う。

新プリンタのヘッド保護動作

ところで新プリンタは、電源を入れただけではヘッド部の動作がないようだ。旧機種では電源オンのときにも動作し、しばらくしてヘッドが定位置へ収まったような記憶である。電源を入れてしばらく印刷をしなかった時もそうなったような記憶だ。この違いは進化なのか。
電源オフの時、あるいは、印刷後しばらく数十秒から1分くらい放置しているとヘッドが収納動作をするのは同じ。この動作の時にヘッドクリーニングをしているのかどうかはわからない。まだ使用期間が短く、今のうちは毎日何らか印刷をしているので、電源オン時も不意のヘッドクリーニングに出会っていないだけという気もするが、何にしろ必要以上に動作してインクを浪費しなければ問題ない。

旧プリンタはとりあえずしまい込んでおいたが、カートリッジは取り外さない方が良いのか。外してしまうと途端に詰まる。いやもう使えないのだからどうでも良いのか。

印刷物の行方

テスト印刷したものやブログ原稿の校正のために出力をしたものは、捨てないで雑紙入れにため込んでいる。適当な分量で古紙回収に出したりもするが多くは印刷サンプルとして残しておく。サンプルだとしても、それを参照することなど、まずないので、適当な時期に確認して処分する必要がある。

インク色毎の減りと買い方

前機種、6色インクのCanonのインクジェットプリンタを使っていて、最も減りが早かったと感じるのがグレーインク。当初は写真の印刷が多かったからだろうか。グレーばかりが減ってそれ単品で追加購入して何度も交換した記憶がある。次いで、シアン、マゼンタが減りやすく、(染料)ブラック、イエロー、顔料ブラックの順ではなかったか。

独立インクタンクの利点は、減った色のインクだけ買い足せば良いということになっている。それは一見、間違いない。自分も減りやすかったグレーだけ多く購入したり、PGブラックは余っているので、それ以外の各色をバラで購入したりした。
だがそれも良し悪しである。バラで購入するにはパッケージの形状からして保管がしにくいし、複数買うには購入時にレジに持って行くだけで大変だ。どの色が次に減りそうか見極めるのもまた難しい。購入しても結局しばらく使わずに無駄になるようなこともあり、結局セット品を購入して、減りにくいインクの余剰を増やしてしまったりする。6色インクタイプのセットがなくて、仕方なく5色インクセット品を購入して、それとは別にグレーインクは単品で購入してまた管理のタイミングがズレてしまったり、そのうちに安い互換品を使うようにもなったので、それとの組み合わせを考えたりしているうちに、勝手にインクがメンテナンスで使われて減っていったりと、とにかくインクの運用には苦労した。

セット買いかバラ買いか

インクカートリッジの買い方としては、全色セット品で購入するか、各色バラで購入するかの二通りがある。バラで購入したほうが基本的には経済的であろうということはわかるのだが、上記のような問題もあって、セット品で購入するほうが管理しやすいし、セット品の方が、バラで全色揃えるよりも少し安い。

最初の頃は、消耗した色インクのみ購入していたが、結局そういう買い方は長期的には高く付くことになるので、基本的にはセット品を購入して、あまりにも消耗に差異が出るようならバラでその色を購入する。
最近では、Canonはオンラインショップで色を選んでセット購入ができる仕組みも設けているようで、こういう買い方なら余りをため込まずに平均して消費していくことが出来るのではないか。

カートリッジ型番

Canonのインクジェットのカートリッジ型番は、325と326、380と381のように、顔料ブラックとその他のカラーインクとで型番の数字が違うものをセットにしている。どうせセットなのだから同じ型番でも良さそうな物なのに、型番が違うのは同じブラックだから、それの混同を防ぐためなのだろうか。だが一体型カートリッジも型番の数字を黒とカラーとで違えてあるので、他の意味もありそうである。

また、最近のCanonのカートリッジのラインを見ると、5色タイプと6色タイプとでも型番を変えているようだ。見た目はどれも似たような形で型番以外は共通しているのではないかと思えるほどだが、形状の違いやチップの差もあって、適合しない機種への誤用はできないようになっているのかもしれない。
以前は、同じ型番セットで5色タイプと6色タイプとがあったが、これはセット品を購入する時に間違えやすい。普通より随分安いと思って購入したら5色タイプで、グレーのインクが不足したなどの間違いは多々ありそうである。
形状と型番が違えば、基本的にそういうことは起こらないので、その点は合理的と思うが、中身のインクは多分同じものなのではないかと想像する。