認識が誤りであることを期待しつつ。
一太郎2022付属のATOKがライセンス期限のあるATOK Passportに変更されることで、1年後にATOKが使えない日が生じる可能性が出てきた。
一太郎2022では、ATOK Passportプレミアムの1年ライセンスが付属してくるという。一太郎2021までは、そういうライセンスではなく、いわばパッケージ版のATOKが付属していた。
ATOK Passportは、年間税込6600円のライセンスらしいが、2022年2月からは税込7920円に値上げされるらしい。一太郎2022を購入すると、つまりはATOKのその分の金額も含まれていると考えるのが妥当だ。
バージョンアップ版の一太郎は9900円くらいらしいので、単純に考えれば、約2000円プラスでATOKに一太郎が付属してくるという見方もできる。
付属するATOK Passportライセンスがきっかり1年間というのが問題である。
一太郎2022の発売日は2022年2月10日。発売日に着荷するよう予約して購入したとして、その日にインストールして使い始めたとすると、単純に考えれば、使用期限は2023年2月9日になる。その日以降は一切ATOKが使えなくなるらしい。
ということは、2023年2月9日までに、ATOK Passportのライセンスを更新する手続を取るか、その日までにATOK Passportライセンスが付属した次の一太郎2023を購入してインストールしなければならない。
一太郎2023を購入して更新しようとする場合、一太郎2023の発売日を例年基準で想定すると、2月9日か2月10日ではないかと思うのだが、2月10日以降であれば、ライセンスに空白が生じ、ATOKが使えない日が生じるのではないか。
つまりは、発売日に固執しなくても使用開始日から正確に1年以内に次の一太郎を購入してライセンス更新しなければ、そういう状況になると思われるのである。
それは困る。
次の一太郎を購入せずにATOK Passportのライセンスを個別に更新する(ことができるはず……)場合、もちろん空白なくATOKを使い続けられるが、そうなると今度は次に一太郎を購入する場合にひどく割高になる。
あくまで考え方としてだが一太郎分2000円、ATOK分7900円ととらえると、ATOK分は既に自分でライセンス更新をしているのであるから、一太郎9900円のうちATOK相当7900円分余計な出費をしてしまうという観念・感覚になってしまう。
いや、その観念・感覚は間違いで、一太郎本体が9900円で、ATOKライセンスはおまけだという見方が正しいとしても、これまで一太郎本体分だけで使用期限もなくずっと使えてきたATOKが、この先はサブスク型で新たに別に費用が必要になってくるということになるので、やはりどうにもスッキリしない。
一体どうするのが一番良いのかと考えているが、ATOKが使えなくなるのは自分としては何より困るので、もう直上の考え方のとおりATOKは基本的には別売りになったと考えて個別に更新していくしかないのだろうと思う。
毎年の一太郎のバージョンアップ購入時期を発売日付近ではなくそれより遅らせて、今後毎回12ヶ月を超えずに確実に購入できるよう調整するという手段もあるが、いや、やはりそれもどうもスッキリとしない。
使えない日が1日2日なら、そこはGoogle日本語入力で代用するということも、まあできなくもない。
追記
一太郎2023が発表になったので。その記事。
https://blog01.aourkbd.net/archives/2926