初インク交換

投稿者: | 2022-01-25
canonprinter

11月にプリンタを新しくしてから、この度初めて1本、インクカートリッジを交換した。セットアップインクでそれなりに印刷はして、約2ヶ月持ったので、インクの持ちは良い方ではないかと思う。少なくとも前機種よりは良いような気がする。

前機種はMG6130で、6色インクの当時のフラッグシップ機であった。今はTS7530で、普通クラスの5色インク機である。
新機は購入以後写真の印刷はほとんどしていないが、今回最初に交換となったのはPGBKだから主としてモノクロ文書の印刷に使われているものである。購入以降約2ヶ月で、それなりにモノクロ文書は印刷したので、交換しても良い頃合いになっていた。もちろん頃合いで交換したのではなく、インクの警告が出た後もしばらく使っていて、カスレの状態が出てきたので交換した。

前機種は、そういう警告が出て交換すると、交換するたびに毎回全色のインク吸い出し動作が行なわれていた。すなわち、交換していないインクも、一度インク交換のために蓋を開けるとそういう動作が強制的に行なわれて何も使っていないのにもインクが減っていく。だからインクの減りが早い。極端に言えば、ほとんど何も使っていなくても一定期間でインクが減って交換を促された。
動作の感じから推測すると、自動的なメンテナンスのために全色のインク吸い出しが行なわれていたようなのである。

新機種のほうは、それと比較すると全色のインク吸い出しメンテナンスも時々行なわれているとは思うのだが、そのための動作時間は随分短いのでどうなのだろうか。前機種は1色ずつヘッド部分を定位置から動かしていたので、つまりは6色分6回。
新機種はインク数分動いているような様子はないし、1本だけ交換したとしても吸い出し動作はその1色だけと思われ、極めて合理的な動作と言える。

新機種は、発売から日が経っていない。インクは使える機種がこれだけという状況であり、今の時期だけなのかわからないが、インクコストはそれなりに高い数字になっている。だが、セットアップインクでさえこれくらいの持ちの状況であるなら、コストはそんなに気にならないくらいかもしれないと思っている。
簡単に言えば、インクジェット機として妥当な動作、妥当なインク消費量であると言える。