マニュアルモードの操作方法

投稿者: | 2007-08-16

カメラのマニュアルモードでは、絞り値とシャッタースピードを設定しなければならないが、この方法が面倒だと、このモードが使いづらいということになってしまう。
コンデジでマニュアルモードがあるタイプは、たいていいずれもメニュー画面から設定値を選択してセットする。先進的だが、設定の実感がない。

デジタル一眼レフなどでは、他の機能にも使うコマンドダイヤルで設定するのが一般的だ。コマンドダイヤルが二つあるタイプは、絞り値とシャッタースピードそれぞれに割り当てられるが、一つのタイプはダイヤル操作そのままでシャッタースピードを設定し、露出補正などのボタンとの同時操作かこのボタンでシフトさせてダイヤルにより絞り値を設定する。

フィルムカメラなど、昔のカメラでは、絞り値はレンズのリング、シャッタースピードはカメラ本体の専用ダイヤルによる事が一般的で、これはいずれの設定値もいかにもマニュアルモードらしい操作が体感できるし、ファインダーを覗いたままでも操作を誤ることがないので理想的だ。