デジカメに限った事ではないと思うが、カメラに同梱の取説・マニュアルには機能の解説はあるものの、たいていの場合不十分だという気がする。
この機能はどういうもので、どういう風に動作する、という記述は無論あるものの、どういうときにこの機能を使用したら便利なのか、どういうときに活用したらいいのかという解説が足りず、使いこなせば重宝するのに結果として使えなかったりする。
デジタル一眼レフなど、そもそもユーザが多少なりとも知識がある人で、いちいちウルサく解説しなくとも済む場合だけかと思ったら、どうもそういうわけでもないようで、コンデジの類でも、マニュアルは厚めでもさほど面白い読み物にはなっていない。
マニュアルとはそういうものなのかも知れないが、機能説明だけではなく、何かもう少しの工夫が欲しいところ。一つ具体例を挙げると、露出補正がどういうシーンで必要になるのか、をカラーの実際の効果写真を添えて解説してくれるとか。
従来のマニュアルとは別冊でも良い。