ThinkPad T14 Gen3をUSBドックに接続して使っているが、これが頗る不安定である。
最近は少し当初より安定してきたかと思った矢先のこの状態である。
接続した状態で起動したりスリープから復帰すると、モニターを認識しないのか、本体モニターにもドックに接続したモニターにも映像が映らないという現象がしばしば発生する。
黙って待っていると自動的に復帰する場合もあるが、そうならない場合もある。
そうならない場合は、PCが今どういう状態なのか全くわからず、キーボードで可能な思い付く操作をしても、どうにもならない場合が多いので、電源長押しで強制終了せざるを得なくなるというものである。
色々やってみても、しばらくの期間は大丈夫な状況になってみたりもするが、またしばらくすると同様の現象が発生する。スリープ復帰、リブート、シャットダウンからの復帰全て大丈夫な場合もありつつ、あるときまた起動時にモニターが映らない。
起動が進んでいないような状況もある。指紋認証の後、普通ならしばらくしてグルグルが表示されて、Windowsが起動するが、それが表示されず、その状態で止まっている様子であるのだ。
T470sなどで、本体を載せるタイプのドックの場合は、このようなことになったことは一度もなかったが、USBドックにしてからは、とにかくそういう状況で不安定である。
これは、インターフェースの構造的なものの違いなのかもしれないが、こういう状態がこんなによく発生するようでは、使い物にならない。
USBドックは、他のUSB機器と同様に終了時にUSBケーブルを外しておくほうが確実だが、これは本来そういう使い方を想定していて、接続しっぱなしで運用することは想定していないようだ。
ディスプレイポート接続を使っているのが不安定要因なのかと思って、ひとまずHDMIでのモニター接続に変えてみたが、今後もこの不安定さは変わらないのだろうか。