新PCひと月色々

投稿者: | 2022-11-16

新PCとしてThinkPad T14 Gen3 AMDを使い始めてから、約ひと月。AMDのCPU機としてもWindows 11機としても初めてであるが、ここまで様々色々であるので、思い付く範囲でまとめておく。

まずWindows 11は、全体としてはWindows 10の上位互換という位置づけなので、インターフェースなどが洗煉されていて、感じは悪くなく扱いやすい。
見た目としては、タスクバーが太くてWindows 10以前のタイプのような調整ができない。タスクバーのアイコンが基本的に中央寄せになっているのは、まだ少々慣れないのと、タイトルなどが表示されずアイコンだけなのは、まだ慣れない。画面上スッキリとしている感はある。スタートメニューも中央に表示されるが、これはさほど違和感はなくなった。機能性も良いので、これは気に入っている。

PCに起因するのかWindows 11に起因するのか、起動はWindows 10機よりずっと遅い。1度目のLenovoのロゴ表示から指紋認証、再度ロゴ表示後にグルグルがあって起動する手順だが、2度目のロゴ表示までが緩慢である。2度目のロゴ表示後のグルグルも早い時と遅いときがあるが、しかしここからはスムーズでWindowsログインから完全起動まではそれなりに速い。
ここまでのプロセスと関連して、USBドックが接続してある場合の起動、その動作については前記事のとおり、しばしば不安定な要素。これが一番気になる部分である。

指紋認証は快適である。電源ボタンと兼用になっているのは良いが、これが電源ボタンなのか指紋センサーなのかわかりにくい部分はある。

また、電源のコントロールが利かないのも問題である。スリープ状態から勝手にシャットダウンしていることがよくある。もちろん、設定では電源接続時は勝手にそうならないようにしているのに、そうなる。
バッテリー駆動時は数分程度の放置で勝手にスリープすることもしばしばある。15分に設定しているのに、これも困る。
そうならないこともある。その状況の違いがよくわからない。

まとめると、全体としては非常に良いのに、幾つか原因のわからない動作があって困っているという状況である。
CPUは購入時点でのノートPCとしては最速クラスと思うが、Windowsやアプリケーションの起動や動作が特別速いのかというと、期待したほどではない。遅くはない。速いが、割と普通である。
CPUはRyzen 7 6850Uだが、マルチコア環境には強いとは言われているので、普通の動作に関しては特別さほどということはないのかも知れないし、Windows 11だとこういうものなのかもしれない。
ただし、このCPUの稼働率が上がることはほぼなく、ファンの回転もほとんどせず、静かに動作することには違いない。