64×4096開発計画

投稿者: | 2022-11-28

前回に引き続き、OpenTTDで長大マップで遊んでみる。
前回は4096×64タイルの右上がり方向のマップだったが、今度は雰囲気を変えるために右下がり方向の64×4096タイルにするのである。
このような長大マップだと、飽きずに100年以上分遊べるし、鉄道を端部から延伸してもう一方の端部に到達するのがまず面白い。

街が一番多く出現すると思われる英語名にして、街も産業も多めで土地は可能な限りなだらかにする。周辺部は水域ではないようにして、途中に適当に湖や海峡みたいなものを出現させるような設定である。
さらには、チート機能は使わないが、輸送機器の故障や事故はなし、開発された輸送機器はその後ずっと使えるようにする。これは、前回2070年頃にタンカーが消えてしまい、海上油田開発に支障があったからである。2050年くらいで開発終了とするのであればそれでも良いが、こういう長大マップはもっと200年くらい遊べるので、その幅を拡げるためでもある。

英語名の街の名、産業施設名はとにかくさっぱり、開発中にわからなくなる。日本語の街名が出現するNewGRFもあるが、現実の名称が引用されるので現実の都市のイメージが付いて何となくやりにくい。
英語以外の街名だと更にわからなくなるので、とりあえず英語名の街にして、開発をした、手がけた街には適当な日本語名を付けていく。しかしそれも、実は考えるのに苦労するし、珍しい名前にしたりすると変換が面倒であったり、忘れたり、あるいはフォントが小さいので表示される画面内で見にくくなったりもする。

今回は、場所がわかりやすくなるように数字を入れた地名か何かにする。
マップのタイルには座標番号が「?」機能で表示されるので、その数字を街名や産業施設名として表示させたい。
2135タイルの場所の街で、それが都市なら「二千百市」くらいに適当に四捨五入したりした都市名「二千百製油所」「北二千百製材所」みたいな感じで。いや、わかりにくいだろうか……。
これはもう少し考える。

ところで、この座標番号を見て今知ったが、4096×64マップでも有効タイルは4094×62で、周辺の1列は使えないようになっているようだ。確かに、このマップ境界に空港を建設したりしたときにマップ端よりはみ出して航空機が飛行したりすることもあるから、そういう表示などのために予約されている領域なのかもしれない。

列車のグループ分けも、以前は○○鉄道、○○電鉄、などと適当な会社名や路線名を付けてそれごとにグループ化していたが、起点終点を取り入れて、旅客列車なのか貨物列車なのか、鉱物輸送、石油輸送、商品輸送、などで区分した方が楽であり、それで十分なので、そのようにする。
車両も、○○バス、○○交通などとしていたが、グループ名は旅客、貨物、市電旅客などのようなくらいの区別で十分かもしれない。

列車名や車両名は、始発(車庫の最寄り駅・停留所)と終着駅(最遠部)を「○○-×× #1」のようにしていたが、これは、まあこれで良いのか。市電などの循環便は内回り外回りを付けたりする。航空機名も、出発と到着の空港名を入れておいている。
貨物列車やタンカーの場合、産業施設名のほうを入れるべきか、工場や受け入れ施設側を名称とすべきかは悩ましい。これまでもそこは曖昧にしていた。
原料施設というか、荷物を受け取りに行く先のほうを名称にした方が、多分、何となく良さそうであるとも思いつつ、受け入れ施設側も表示したい。

名称についての整理

街名、輸送機器名については、もう少し整理して決めておくべきかと考えるので、今回は次のようにしてみたい。

地域名は、零番~四十番まで、タイル座標値の10の位を切り捨てた2桁の数字を漢字で表記したものとし、その中心都市に「二十五市」などと命名する。必要に応じて、「南二十五町」などと付ける。産業施設や停留所、駅にもこの街名が自動的に引用されるが、基本的に市や町などは省くように修正する。
航空機や船舶なども、これに準じた名称を付ける。地区番号にすることで、空港は航空機の航続距離との関係も把握しやすくなるのではないか。

旅客列車名は始発終着と列車種類を含めて「0-20普混 #1」などとする。この場合、零番地区の駅、零番市の駅から二十番地区の駅まで往復する各駅停車の混合列車であることを示す。新幹線混合列車は「幹0-30普混 #1」などとする。
貨物列車は、「24-20油 #1」のようにする。貨物列車は始発終着の順ではなく、荷受け駅を先に、荷下ろし駅を後に表記する。
同じ地区内、街中を走るバスや市電などは、複数の路線があったとして「4乗 #1」「28電 #1」くらいでも十分だろう。「乗」は乗合自動車の略。

生成1930年

ということで、何度か生成を試みて、運用していくのに面白そうなマップで決めて開始することにした。途中一箇所海峡のようになって橋で超えなければ先へ進めないような場所もあったりするので、その辺が面白いのではないか。
大きな海域、水域もあって、そこに海上油田ができるのだろうと想定して運用もできるというもの。
開始時の総人口は、19万人。最大都市人口3300人程度で上記の地域区分で言うと22番付近にあるが、回りにはさほど大きな市はない。北端付近の1番地域に2番目に大きな都市が同規模と、その周辺にももう一つ都市があるので、多分今回も北側地域の開発から始めて、南下していく方向で進めることにしたい。
本社ビル(と言っても1930年では平屋の小規模学校みたいな建物)を北端側1番市に建設するか中央部22番市に建設するかは悩み中。

1938年

1番区の市に本社を建設し、その市域周辺にバスや馬車を開通させつつ、鉄道も順調に北部方面、0番区方面へ延伸、製材産業と鉄鉱石輸送線も敷設して、何とか10年以内に順調に成長する兆しが見えてきているところ。北端の都市へ鉄道の旅客輸送は延長できそう。
人口21万6千、資産は1200万円だが、借入金を差し引くと総資産はまだ120万円の状況。しかしこれでも初期の借入金2200万円の内半分の1100万円は返済している。

今後は、一つ炭鉱があるので発電所への輸送をするか、北端に森林があるのでそれも製材線に載せるか、旅客は北端都市へ延伸する予定である。

1945年

圏域人口は22万で、ほとんど増えていないようだ。旅客列車やバスの運行を増やしていないからか。最北端の都市へ延伸はしたのである。
借入金は残り1100万円を全て返済し、総資産は7700万円に増加。ここまで増えると、後はだいたい手広く事業を開拓できるし、鉄道もそれなりに延伸し、列車数も増加させられる。
既に付近の森林には全て原木輸送列車を配して、製材所へ輸送しつつ、商品便の運行も始めて見た。だがこの商品輸送のためのワム貨車は最高速度が60km/hと遅い。

貨物列車を何本も運行して、かなり線路にはもう余裕がないような状態である。多くの部分を複線化している。

今はまだ130km/hの非電化路線だが、50年代以降は本線部分は電化路線で延伸していく予定。森林などを結ぶ支線は非電化のままとする。
登場している電気機関車はまだ最高速度が遅いものばかりであるので、現状ではSLを選択している。これはもう少し先にEF65などが登場したら置き換えていくような感じか。

1950年

圏域人口は23万人超え程度。やはりほとんど増えない。急激に増えていくのは2000年以降のはずだ。総資産は開始20年で2億円を超えた。
この5年間では、炭鉱輸送事業を開始(発電所と二つの炭鉱を結ぶ専用線を建設)したのと、旅客本線は350番タイルくらいまで南進した。4090番が最南端であるうちの350番なので、まだ1/10にも達していないことにはなる。

1950年に達したので、今後は本線は電車線を敷設していく。もっと以前から電車線の敷設も可能ではあったが、時代に合うように、これくらいの時期からにしていく。
旅客列車はなるべく電車にするが、今後の貨物は電気機関車の速度を見ながら、SLにするかELにするかを考えていく。いや、貨物線は非電化にしているんだった。今のところ。

1955年

人口24万6千人くらい。総資産は3億5千6百万円くらい。本線延伸の先端は460番タイルなので、一応1/10は超えていることになる。
鉄道は既に電車線での整備を開始したが、まだ電車は走行させていない。今後整備する区間から以南、今後整備する産業鉄道からは電車列車とする予定。
あと5年ほど経った以降には、しばらく海上油田の出現ラッシュがある気がするので、付近の大きな水域からどのような原油を輸送するかなどを考え始めつつ進行しているところである。

1963年

やはり、1960年になると各地に海上油田が出現。既に開発が進んだ北部地区にも二つの水域にそれぞれ出現したので、一つ目を首都付近に昔からあった石油精製所へ運送する路線を建設。既存の石炭輸送の貨物路線を複線化、電化するなどして対応。石油輸送線は電気機関車による輸送なのであるが、まだ高速の電気機関車が登場していないので、EF58を使っている。

次はもう一つの北部の海上油田を、同じ石油精製所と結ぶ工事、キハ58系が登場したので、SL牽引の旅客列車、非電化区間についてはDC化を試みるかという検討をしつつ、本日のTTD作業を終了した次第。

総資産は6億1800万円程度なので、まだそんなに増えているという感じはない。それでも55年と比較すると3億近く増えているのか。総人口は29万3千人に増加。開発南端(旅客駅を建設して本線を開通させた都市)は610番パネル付近に到達。しかしまだ1/4に達していない。

1972年

総資産がようやく10億円を超過した。圏域人口は36万9千人に増加。南下は610番より先には進んでいない。
旅客列車のDC化、高速な商品輸送のために電化した本線路線については電車化を実施。しかし旅客列車は3編成のみで、あと20近くの編成は原木、石炭、鉄鉱石、石油や商品などの貨物列車で、非電化なのでまだSL主流である。

馴染みのある車両や航空機も既に登場しているし、新幹線も建設できるようになっているが、新幹線は今回どうするか。整備した貨物線の廃業対応や路線の改良など、前回同様にここで、中々本線が南方へ進まない状況である。

海上油田は全域では13出現しているが、まだ着手できたのは3のみ。あとは離れた南部の油田である。

1978年

人口42万7千人。総資産は15.6億円。
本線南進を行い、開発南端は730番タイル付近。だがその先880番付近の製材所まで、4つの森林を結ぶ原木輸送線を建設した。原木輸送では初の電化貨物路線である。これは、この後で延伸する本線に組み込むことも想定したからである。
ただし、この原木輸送路線の建設により沿線自治体の多くは評価最低になってしまっているので、本線を建設したとしても当面旅客駅の建設が不可能であろう。

SLと古い貨車で運用を行っている、古い時代に建設した貨物路線の貨物列車は、DL化と新型貨車への置き換えを行おうと考え、進めていくつもり。
機関車の一括置き換えは可能だが、貨車の一括置き換えはできないのかとも思って見てみたら、可能であるようだ。この機能を活用して、新型車両への置き換えを行っていく。

1988年

総人口は52万4千。総資産は29.5億。
延伸は1020番付近までなので、ようやく1/4くらいの場所に到達。しかしまだ先が長い。
基本的にはこの間、本線部分の延伸くらいしか、大きな作業としてはしていない。

1992年

総人口56万6千。総資産は36.7億円。
延伸先端は1180番パネル付近の都市まで。
鉄道の延伸に当たっては、都市集落からの評価も踏まえておく必要がある。
駅を建設することによって、集落からの評価は200ポイント分というから、とにかく通常は大幅に低下する。評価無しの状態(でも500ポイントはあるはずなのだが)、平凡評価であっても、駅建設後はとても悪いとか、最低にまで落ち込むことがある。地均しや樹木のあるパネルに線路を敷設することでも評価が下がっていくのだろうと思われる。

駅は先に建設しないと、評価が下がった後だと建設もできない。
特に重要な駅、今後の開発を予定する都市などには、駅建設前に評価低下対策を施すべきである。
産業鉄道を建設してその域内に駅を設置してしまい、それで評価が下がっていると、後から旅客駅が建設できない事態が生ずる。どっちを優先させるかは検討して決めておく必要がある。

2000年

64万6千人。53.6億円。2000年を過ぎると急激に都市が発展する傾向にある。
旅客本線は、1410番パネル付近が最南端だが、その先、1620番付近の水域にできた海上油田で原油輸送専用線を敷設している。もう少し手前の海上油田と合わせて、製油所までの油送路線を構築したが、どちらの油田も産油量はさほど多くなく、また路線も短いので収益は思ったほどに上がらない。
実際、この年代になって50億円超の資産に達して年々だいたい順調に増加しているし、普通に事業を拡張しても赤字になることはないので、問題ではない。

ところで、集落からの評価を上げる方法としては、ただ黙って待つというのもあるが、かなり長期間が必要である。駅を建設してしまった後は、貨物の輸送をすると良いらしいのだが、郵便荷物を輸送しても、何だかあまり代わらない。
しかしながら、どうも植樹が手っ取り早いようだ。自治体エリア全体くらいに一気に植樹すると、評価がそれなりに戻る。費用もさほどかからない。

OpenTTDのコンソールは使ったことがないが、マルチプレイヤーの時のサーバ設定などに使うようだ。コマンドを使うと、読み込んでいるマップのシード(ハッシュ値のようなものか)が得られることがわかった。零からやり直したいとき、もう一度同じマップでプレイしたいとき、あるいは発展後に当初の状態と比較したいときなどに、同様にコンソールコマンドでnewgameでシードを読み込むことができるようである。
あまり使う機会はないと思うが。

2018年

90万5千人。95.3億円という状況。旅客本線も、1640番パネル付近の都市まで南下したが、でもまだマップ中央には達していない。
今回の延伸は、比較的沿線集落の評価が悪くなかったので、割と円滑に開発を進めることができたのである。本線は様々な集落を結ぶので、かなりあちこち寄り道をした線形になっている。
鉱山など産業拠点の閉鎖もあったりしつつ、120番パネル付近と920番パネル付近に大都市空港を開設し、大型長距離の航空機数便で旅客と郵便輸送を開始した。片道一運航だけで2~3千万円の利益が得られるドル箱路線である。

最初の方では「何番区市」などとしていた集落・都市の名称もある程度いい加減になってきて、「十の四市」などのように、概ね場所が把握しやすい名称を適当に付けている。
今後のマップでは住所のように、「二条三」のようにしたほうがわかりやすいか。法令条文みたいでもあるが。
産業施設は、もう算用数字を使ったりしている所もあって、「11.2森林」みたいな感じである。
列車名なども、旅客列車は始発地-終着地の順で、「1.2-3.5普混#12」みたいな記号を付けている。貨物列車は、集積地-荷下地の順で「15.2-10.5鉄鉱石#3」のようにしている。

都市評価の確保、ご機嫌取りみたいな意味でバスや市電の事業も適当に開始していて、収益は少ないが、それでもある程度は都市の発展に寄与しているのではないか。
車両の場合も、上記同様の名付けをするつもりではあったが、結局付近の地域名と運送荷物を示す程度にして「15地区乗合#13」のような感じで、車両のほうは結構名称も区々である。

今後も南下は続けるが、しばらくは目立った産業拠点もないようなので、旅客列車の運行地区を拡大するような形になる見込みである。
かなり離れたところの水域に、4つの海上油田、またその近くの別の水域に1つの海上油田を見つけたので、それを製油所に輸送する事業を先に開始することも検討している。

2026年

ついに現代を超えて未来の領域に入った。人口は101万4千人。総資産は132億円。
この間、本線開発終端より先の24番区~26番区付近の5つの油田輸送事業に着手。初めて5ブロック長の貨物駅も建設して、二つの製油所へ埠頭に陸揚げされた原油を輸送する。
本線の南進は今回は進めていない。

海上油田は、水域に一つしかない場合は産油量が多くなければ期待したほどの利益は生まない。水域に複数あると、埠頭・駅に十分に原油が蓄積されてそれを少し離れた製油所まで複数の列車で逐次輸送することで大きめの利益を生む。
今回の設定でタンカーが使えなくなることもないのでその点は安心である。

今後は、試験的に超音速機、コンコルドを就航させてみるのと、あとは従来通り本線の南進である。
さらに南方面の水域には6つの油田を確認。うち3つは同じ水域にあるので、そこは開発すると利益が期待できそう。

2034年

人口113万7千人。総資産は179億円。
この間は、コンコルドを試験就航させたのもあるが、南方面6油田を開発。一つの製油所に輸送するラインを構築した。最南端は3620番パネル付近の油田。
思ったほどの収入にはならないのは、産油量がそう多くないせいか。
現時点50列車中、18列車が石油輸送列車であった。

うち特定区間の数列車はタキ9両+機関車という全10両編成にしていて、駅も5パネル分の長さを確保しているが、元通り8両編成にしてその分列車数を増やしたほうが何となくしっくりくる気がするので、減車して編成をし直すつもりである。

今後はやはり本線。旅客本線はまだ1640番パネルに達している程度なので、やはりこの本線を早く延伸して南部に到達させねばならない。
だがまだ100年はかかると思われる。

2048年

137万8千人。275億円。
海上油田が一つ増えたので、そこの採掘・輸送システムを構築。産油量はやや多め。
石油の製油所が割と乱立してしまっている。全ての油田採掘事業には着手し、数カ所の製油所への輸送ルートを構築してしまっているので、新たに製油所ができたとしても、そこへの運送は行う予定はないのである。

本線の延伸は1970番パネル付近の街まで。しかしまだ実は全体4096番なので半分までにも達していないのである。
あと2年くらいで2050年を迎え、開発開始から130年が経つが、到底、まだ開発は終了できないのである。単純計算でもまだ100年くらいはかかる。

2051年(既定終了年)

143万6千人。資産は294億円。大御所の称号。
前回の、4096×64マップともそう大差ない成長具合と言えるのではないか。

2064年

更に進めて、人口は168万9千人、資産は409億円。
ここまでは、本線南進は2000番パネル付近なので、ようやくほぼ半分の位置まで達しそうというところ。
この付近では3つの森林があったので、製材所へ原木輸送の事業を開始。

また、3つめの空港を開港したことに伴って、航空便を整理。大型機12機(うち4機は郵便輸送便)で順に全ての空港を巡って元に戻る運航経路とした。
一旦全機格納庫に戻らせて塗装を変更してみたり。あるいは一時期未来型機体での運航を試みたりしたが、今は郵便便はB747、旅客便はA380にしている。このほうが一応、飛行機らしい。

2073年

人口は185万4千人。総資産は516億円。
本線南進は進んでいない。北部マップの様子を見て、未着手の炭鉱があったので、少し離れた発電所への石炭輸送を開始。旅客本線を主に経由させるので、列車本数が多くなるため複線化の実施。

また、2068年に新たな海上油田が出現したので、それのためにタンカーを調達したり、列車編成を増やして転送地埠頭への輸送を実施。転送地埠頭は3油田の陸揚基地でもあって、輸送原油が400万リットルくらい溜まり続けている状態だったので、製油所までの輸送列車編成をだいぶ増やして計10編成ほどにしたが、まだ200万リットルが常に輸送待ちの状態になっている。

そのほかでは、都市近郊路線としてバス・郵便事業を小規模に開始したり。

2076年

更に二つの油田が出現しているのを見つける。
別の、400万リットルも溜まり続けていた埠頭は、油田の産油量の変化もあるのか、積み荷待ちが発生するような状態。満載待機でなくても全体として利益が出ると思うので、それでも良いのかもしれない。

そんな感じで油田輸送事業の調整ばかりやっていて、やはりまだ本線の南進には着手できていない。

2076年1月時点の油田事業状況を別記事にした。

2085年

210万4千人。692億円。
いよいよ本線南進を続け、2440番パネル、先に油田輸送をしていた地区まで到達。沿線の街からは駅建設のたびに嫌われ(低評価)続けての延伸事業である。
産業においては、鉄鉱山の閉山があったり、ちょうど良い場所の鉱山からの輸送を開始したりと、延伸しながらそういう開発も続けている。

2100年

239万7千人。908億円。1千億円超も目の前。
今まで旅客の鉄道は本線延伸ばかりを目指していたが、本線から外れた街や、そういう所にローカル鉄道のようなものを少し敷設しようと思い立つ。路面電車軌道も似たような物なのだが。パネル1~2のホームにして、SL列車や古い電車の小編成列車での運行をするのである。
そういう考えで、いくつか路線を建設。

古い森林や鉱山がいつの間にか廃業して既に無くなっていて、付近が既に街並になっているのに、満量積載待機している貨物列車がその場で荷待ちをしていて、毎年ずっと赤字になっている例がある。これは、満量積載の指令を変更して、既に積載した分だけ送り届け、後は列車を所属車庫に戻して売り払う。
これを見つけるには、毎年年明けに表示される赤字列車をきちんと確認するか、列車の一覧で前年度赤字になっているものを見つけ出し、当該列車の現地状況を調べるほかにない。

そんな風に有休となっている旧貨物線を探しながら、旅客線化して運行開始した列車の動きを眺めたりしているうちに十数年も経ってしまった。
着手しない産業施設は開いては閉じを繰り返しているので、見る度に新しい発見があったりする。

今後は、再び本線の延伸を手がける。

2110年

2107年。254万2千人。1019億円。
2820番パネル付近の都市まで本線を南進。
2110年。260万7千人。1058億円。
3030番パネル付近都市まで延伸が完了。軒並み、駅を建設した街からは低評価、最低の評価をもらうことになるが、10年以内に自動回復を期待して、当初当面はそのまま放っておくことにする。

2121年

282万8千人。1232億円。
本線延伸南端は、3350番パネル付近まで。しかし南端まではまだもう少しある。
2114年に海上油田が一つ開発されたので、埠頭を建設しタンカーを就航させ、そこに駅を建築して、適度な距離の場所にある製油所まで路線を敷設。輸送列車の運行を開始。

2830番付近の都市に総体で4つ目の空港を建設し、順次結ぶよう指令を変更中。
就航させているA380の全8機を全てその空港にも向かわせるようにしたが、まだ都市の成長が不十分なので、多すぎたかも知れない。

2126年

294万3千人。1312億円。
本線南端は3410番パネル付近の街だが、石油精製所からの商品輸送のために先行して旅客線も建設していた部分があり、それの南端が3540番パネル付近の都市。当初は本線にこの線区を組み込むことを予定していたが、3540番より先の部分で都市が発展してしまい、先へ進めないので、3410番の場所から別ルートを建設してそっちを本線にするのである。

ほか、路線改良などを実施中。

2130年

301万4千人。1370億円。
本線を延伸し、南端は3820番パネル付近都市へ到達。南端までいよいよ、あと少し。
この付近は街が少なめで駅間距離も長い。
前回の長大マップは、2150年でも249万人、1200億という規模だったので、今回はそれを既に超えているので、何とか成功している方なのだろうと思う。

産業を複雑化するFIRSというNewGRFを改めて見てみて次のゲームではこれを入れてみるかとも思ったが、これはさすがに複雑すぎて、産業を中心に遊ぶ以外はかなり難しいという印象。産業はゲーム標準ので、ひとまず良い。

あと一息で本線が南端都市到達なので、それを済ませてから、産業のテコ入れなどを始める予定である。

2134年

ついに南端に到達。
309万1千人。1443億円。
南端から北端都市へ向け、夜行寝台特急型車両等を運行予定。
その経路確認中にも、廃止された森林を見つけたり、遊休駅を見つけたりして、南端から北端まで辿るだけでも一苦労。

他、今2830番付近まで来ている航空網も南端へ延伸する予定。大きな空港を一つ。その先は小型機用空港で南端都市へも就航させる予定であるが、現状では多分評価最低となっている可能性があるので、それが回復してからか。

2143年

326万6千人。1590億円。
南端手前の3800番パネル付近の都市に空港を建設。約1000パネルの距離がある前回設置の都市から何便かの航空機を就航させたが、距離があるために、中々到着しない。
空港建設後すぐに、その侵入経路上に石油精製所ができた。これは予測不能の出現なので、仕方がない。運び込む予定がない精製所なので、放っておくしかない。
更にあと300パネル分ほど先の南端都市へも空港を建設して小型機中距離機を就航させたい。小型空港は、他にも順次建設したいが、もう少し先か。

南端都市から北端都市への夜行寝台特急も運行させてみた。当初EF81牽引によるトワイライトエクスプレス型にしてみたのだが、この車両のタイプだと乗降に随分時間がかかる。また、気付けば途中の一部が非電化で全線電車での運行が実はできなかった。
非電化区間は電化し、EF81牽引列車は南端まで往復を待たずに廃止。
285系のサンライズ車両による運行へと切り替え、1号2号の2列車での運行にした。
であるとしても、片道運行終点到達にはOpenTTDの時間にして何年もかかるわけである。

今後は、本線の部分複線化を進めるか。

2161年

364万2千人。1908億円。
この間の主な開発としては、本線部分の複線化を実施した。全区間複線化できるわけではないが、可能な箇所は極力という程度である。途中、並走する貨物専用線部分を複線の一部に組み込んだりもしたのだが、専用線部分は非電化であって、その線区には電車は入れないので、それでその区間を直通する電車列車が相当しばらく迷っている状況に陥ってしまった。よく見なければ架線の有無がわからないので、そこが障害になっていることが中々わからなかった。よくある障害の一つではあるのだが。
結局その作業に15年くらいも費やしてしまっただろうか。

それ以外では、南端都市に植樹をして評価を回復し、コミュータ空港を建設。最寄り幹線空港である3800番パネル都市の空港からは200パネルほどの距離だったので、その空港との間にYS-11を含むターボプロップ機3機を就航させたところである。
3800番パネル都市空港隣接の石油精製所は早々と閉鎖されて消失した。

今後の想定作業としては、産業輸送へのテコ入れである。埠頭に陸揚げされている石油の滞留解消が一つ。場合によっては、新たな製油所への搬送も視野に入れている。
また、鉱山や森林からの輸送はしばらく新たな路線開拓をしていないので、その辺りの開発もある。
折角本線を複線化したのだから、もう少し列車本数を増加させるようなことも考えねばならない。

2168年

378万8千人。2044億円。
石油の滞留解消へ向けて列車数の増加などを実施中。

2163年頃、初の列車事故発生。ある油田の産油量が月産666000リットルと激増しているので、それに対応すべく完全複線化工事や積み出し駅ホーム増設などで信号位置を調整していた際に、既に信号区間に進入していた列車同士の事故である。付近の列車は運行停止してからするのが鉄則だということはわかっているのであるが……。

2177年

392万7千人。2217億円。
この間はずっと、石油滞留が発生していた埠頭への対応を実施。最初は単純に輸送列車を増やすことと搬出のホームを増やすことで次第に解消していったが、やがてそれが解消すると積み込み待ちが発生し、列車が車庫などで待機している状態になってきたので、5列車ほど増やしたが結局は同じくらいの列車を減。
また、搬送先製油所も他の埠頭から28編成の列車を受け入れていたので、少し前に混雑解消のために車庫を製油所側から埠頭側に移したところでもあるが、別のルートを構築してその製油所へ7列車分ほど運び込むことに指令を変更した。

その新しい製油所へ運び込もうとして、線路と駅を建設、列車の指令を書き換えている最中に、その製油所が閉鎖するというトラブル。もう少し先に更に別の製油所があったので、そこへのルートを再構築。
やがて新製油所へ、運び込みが順調になった所で、そこから商品搬出のルートを開拓。適度な距離にある都市部へ運ぶことにして、旅客本線も経由するルートを立てた、貨物専用のターミナル駅も建設。貨物専用ということで、4パネル2ホームの専用駅にしたのである。ところが、このターミナル、構築時に十分に確認しなかったせいもあり、都市部でも衛星都市側の地域に相当するので商品を受け入れない。

従って、これもまた別の、もう少し先の都市へ再度ターミナルを構築して、そこへ運び込むことにした。それが偶然にもまた別の輸送ルート、専用線や埠頭の近くでもあり、専用線ルートのほうが本線より運行が楽で僅かに短いルートとなることもあり、接続するとそっちのルートが選定されて走るようになったので本線をほとんど経由しない方のルートに切り替えた。短絡でも輸送時間が速くなるせいか、運送料収入は上がった。

2185年

409万8千人。2386億円。
南方の製油所から順に北部の製油所まで、石油滞留を解消する措置を講じつつ、主に石油輸送列車の増便を行った。
現在の所、輸送列車は全体で71編成で運行している。本線を走行する貨客混合の列車が38、特急2、商品輸送列車が10なので、とにかく石油輸送は弊社産業の中心となっているのである。

石油輸送列車の売上げは、前年で6億2千8百万円。旅客輸送は5億5千万。商品輸送は1億8千万という状況。航空機輸送は7億2千万である。前年の総利益が21億9千万という状況である。

石油精製所は一定期間(多分10年くらい)搬送されないと自動的に閉鎖していくが、その分全く想像できない場所に突如出現したりもする。
油田も長期間採掘しないと消滅するはずだが、今回はなるべく早く手がけてずっと採掘し続けているので、廃止されることは無さそうである。

2192年

421万9千人。2513億円。
この間は北部から辿って、開発されていない産業施設の対応を始めた。都市部で付近に鉱山があっても、製鉄所までの路線の構築ができないなどの場合は諦め、他の一つの鉱山から製鉄所へ、幾つかの森林から製材所への輸送ルートを構築。このような貨物路線は非電化としたりする。
だがその諦めた鉱山も、鉱山からはトラック輸送で、製鉄所へ向かえる路線に新たに構築した駅に転送し、その駅で積み替えて製鉄所へ運ぶことを思い付き、トラック輸送ルートと転送積み込みの駅を設置して、既存の製鉄所への運送を開始することができた。

北部は大都市が多く、マップの隙がないような状態なので、これ以上の開発はもう概ね困難と思える。マップ全体がそういう状態になったら、このマップの完成時期という感じで、まだあと100年くらいはかかるかもしれない。
これまでのマップは、標準の大きさの256マップなら100年くらいで丁度良かったし、大きなマップでも設定で限界が見えてきたところで終了としていた。

2206年

人口449万7千。2812億円。
この間は新たな産業輸送の可能性を探りつつ、森林原木輸送ルートを新たに開拓した。だが今回も、ルート設定中、列車の運行を開始した途端に製材所が閉鎖。別の製材所へのルート構築中に列車は予想外の方向へ走行し、何かクラッシュ音が聞こえたと思ったらまた事故が発生し、列車を損失。
再設定後は、4箇所か5箇所の森林からの製材所への集積なので、輸送自体は順調である。本線とも接続して商品輸送も実施。

以前のように、トラック輸送と組み合わせるのは、毎回成功するとは限らないので、難易度は高い。やはり、都市が発展して列車が入れないような場所にある産業拠点は、基本的に諦めておいた方が良いのかもしれない。

また、そんな原木輸送チェーンを構築している間に、ある製油所で商品輸送列車がホームを占有して、原油が運び込めない膠着状態が発生。
これは、商品輸送列車2編成で、製油所2線ホームが全て荷積み待ち状態で塞がってしまうことによる物。満載待機の指令なので、満載されないと発車しないし、全番線が占有されているので、輸送してきた列車も原油を荷下ろしできず、商品も生産されないという悪循環。
しかしこれは、こういう状態が起こりうるという予測はしていたことである。

解決には、駅で満載待機の状態の何れかの列車の指令を変更して、満載でなくても出発できるようにしてホームを空けるだけである。満載指令で恒久的な対策のためには、ホームを増設して、商品列車が全編成待機状態でも、原油輸送列車が到着できる番線を空けておくことである。

2213年

461万3千人。2973億円。
先の製材所の近く、隣接して製鉄所が出現。近くから適度な距離の鉱山へのルートを建設して、鉄鉱石の輸送を開始。製材商品は本線に接合して都市へ搬送。
更に、森林がもう一つ出現したり、近くに製鉄所で製作された鋼鉄を運び込むことができる工場があるのを発見して鋼鉄輸送列車を運行。また同じく工場に運び込める農場も発見。初の農産物輸送も開始。
おかげで、中心となった新製材所・製鉄所の駅は3線ホーム化して、12列車を擁する大きな貨物駅になってしまったのである。

どうも、輸送が活発に行われていると、関連する拠点がその付近に出現しやすい傾向にあるように思う。

2230年

489万5千人。3345億円。
別の場所付近に、著しく産出量の多い炭鉱があったりして、それを発電所まで輸送するルートを構築していると、他の炭鉱もあったり、発電所付近に工場が設立されたりして、農場からの農畜産物輸送や、付近に製材所もできたようなので森林原木の輸送ルートも統合したりという作業をしていた。
この後はこの付近にまだ産業拠点が点在するので、それの輸送ルート建設を試みるのである。

どうも一つの拠点の開発を始めると、誘発されるかのように付近に拠点が出現する傾向があるようにも思う。

ところで、これまでOpenTTDは12.2の環境でやってきているが、13.0RC1が出たので、12.2状態でのバックアップを取った上で、そろそろ13を試してみるのも良いのではないかと思っている。RC版ともなれば、もう製品というか正式版とほぼ同じと見て良いのではないかとの考えからであるが、あるいは併存させて移行はもう少し待った方が良いのか。

2237年

前回セーブ時以降、OpenTTDを3.0-RC1の環境にVersion UP。これまでのゲームはセーブデータからそのまま引き継げる。
メニュー画面などのデザインが変わったが、ひとまず機能的な差はほとんど感じない。

501万5千人。3517億円。
この間も、産業拠点間のチェーンの構築に励んだ。都市との関係は商品輸送だけになってしまうので、旅客列車の状態もしばらく放置である。線路間で膠着状態が発生したときだけ手助けに行くという具合である。

2272年

550万7千人。4382億円。
前回のチェックポイントから随分ゲーム時間が経っているが、この間は、新たな産業拠点の輸送ルート構築もしてみたりしていた分はあるが、大きな作業としては列車の運行改善として、車庫・車両基地をパスする設定に変更したりしていたのである。

列車編成を投入する時は、車庫を出発点として、またその車庫に戻るまでを一連の指令としてループするように設定している。だが、自分の今のゲーム設定では故障無しなので、毎回車庫に戻らなくても問題ない。保守で必要が生じたときだけ入庫できるようにしておけば良いのである。
そんな風に考えて、170以上運行している全列車を順次、車庫へ向かうルートは通常はパスして、運行を続けるように指令を全て設定し直したのである。これでまず結構な時間がかかる。

やってみると、確かに車庫はパスするようになったが、折り返しで車庫に入る場合と直進方向で車庫に入る場合とがあり、前後の指令がうまく繋がらないケースがあったりする。本来車庫接続駅で折り返し再度積み込みをする予定なのに、空荷で発車してしまったりするのである。
これは、正しい解決方法かわからないが、停車位置を終端に調整したりして、次のフェーズの指令は中間停止にして違いを持たせ、再度積み込みを行わせるようにしたりの調整をした。
だがこれでもなお、意図通りに運行しない列車もあって、よくその違いがわからなかった。

実際、入線数の多い製油所などにおいては、折り返して一旦入庫する編成のせいで付近の路線に渋滞が発生していたので、その解消には役だった。

車庫に入庫しない設定での運行を続けていると、車両の耐用年数が過ぎても故障もしない設定なので入庫することがないため、車両が何年もその年数を超えて使用されることになる。自動的に更新されない。
もちろん、故障もしないのだから何十年でも使って問題はないのであるが、一応そこは、適度に更新したい。

この場合、列車のグループで保守点検の指示を出せば、最寄りの車庫に自動的に入庫して、そのタイミングで新しい車両に更新される。
ルート上の車庫ではなく、進行方向にある最寄りの車庫というところがポイントで、この指令を出した場合は、列車が本来のルートとは異なる路線を走行することは事前にわかっていた。
仮にそうであっても、点検が終われば通常は自動的に元の路線に復帰するはずと考え、70列車の石油輸送編成の列車グループにその指令を出して、大変なことに……。

違う路線に入り込んで、大量の列車輸送に適していない本線ルートなどであるので、その方面で列車が立ち往生して大渋滞が発生してしまったのである。
上下線反対方向に走行してしまって、向かい合わせで信号停止している箇所もある始末。

これはもう解決は困難かと思いつつ、詰まっている箇所の後ろの方から10近くの編成を順次列車を後退させると、空きルートができ、少なくとも反対方向に入り込んだ部分については何とか解消。
おそらくこれの原因は、本線の列車長が3パネル分6両編成用になっているのに、石油輸送列車は4パネル8両編成であって、短い信号間隔や駅の場所で身動きがとれない事態が発生することによるものである。

本線上を走行する旅客列車は優先して運行を継続させ、おかしな路線に入り込んだ石油輸送編成は近くの車庫までのルートが空いたので、当該車庫に入庫させて運行を一時停止させた。
その数は概ね20編成近くにも上る。
これら編成を入庫させると、本線上の混雑は解消したが、これだけ多くの列車の運行を停止すると、利益にもだいぶ影響があるし、石油の輸送にも当然影響が出てくる。
現実世界なら災害級のインシデントである。

本線運行のルートが確保できたところで、今度は入庫して運行停止した編成を一つずつ、本来のルートに戻す作業を開始した。
出庫させ、目的地へのルートに自動的に向かう場合はそのまま。反対方向である場合は、折り返しができる箇所で手動で折り返しをして、目的地方向に流してやる、その作業を、本線を走行する旅客列車の合間を見て実施。
これの状態で全ての列車を出庫させて正常ルートに戻すのに相当な時間を要してしまった。

更に、別の場所ではどうしてこんな所まで入り込んだかというルートにやってきていて、2箇所の車庫間で行ったり来たりのループに陥ってしまっている列車が3列車ほど。
これの解消には、解消できるルートを調査して、一旦車庫へのルートを撤去したり、臨時の接続線を建設したりして、正しいルートへと導く。適宜、指令の順をスキップしてやるなども必要で、この解消にもだいぶ時間を要した。

結局は10年以上もの時間を要して状態を解消。
収入と輸送量の完全回復にはなお数年。それでもなお、全ての列車が入庫できたわけではないようで、7列車ほどは耐用年数超えで走行していたので、これらについては一つずつ、車庫に入庫するよう指令を一時的に変更して、入庫して列車車両が更新されたらまた、入庫はパスするような設定に変更する、手作業を行ったのである。
これもまた、少しの時間を要するものである。

この間の作業は、思いつきでやり始めてだいぶ影響が大きく、ゲーム時間も実際の時間もだいぶ費やしてしまった結果になったものであった。

2280年(最終)

人口560万人。4587億円。
そろそろ、開発の余地もなくなってきたので、開発開始から350年でこのマップで遊ぶのは辞めにして、また同様の新たな温帯マップ、OpenTTD 13ベースで作成したものにすることにした。
最後の数年も、産業チェーンの構築を主に行った。
OpenTTDを始めた数ヶ月前は、産業チェーンでの輸送ルートを構築するのは困難に感じていたが、実際拠点間の輸送ルートを考えるのは楽しいものである。