4096×64第二弾開発記録

投稿者: | 2023-01-08

再び新たに、OpenTTD 13ベースで作成した長大マップで遊ぶ。
今度は右上がり方向に長い、4096×64マップ第二弾である。最初に決めておくルール等はだいたい、次のようなものとする。

  • 都市名・街名は、その中心部(都市名が表示される箇所付近)の長い方のタイル番号から名付ける。0030番タイルの都市であれば、「零零三市」のようにして、横に並ぶ街は「西零零三」などとする。
  • 産業拠点名も同様「零零三発電所」のようにする。これは付近の都市名と同じでなくても良い。
  • 旅客列車名は前回同様出発地(車両基地所在)と目的地(折り返し駅)を入れて、「003-120」のようにする。普や混は要らないかも知れない。
  • 産業列車名も積み込み地と目的地を入れ「255-194油 #000」のようにする。
  • 道路車両の名前は、走行地域名を適宜取り入れた物として、列車名の規則にとらわれない。
  • 航空機も南北各拠点を順に結ぶようにするので、命名はわかりやすいものでよい。
  • 南北縦貫の本線構築を目指す。本線は狭軌複線電化を目指す。列車長は3パネル。通常の駅ホームは2番線で上下線を区別する。
  • 折り返しする拠点駅は上下線を区別しない。
  • 本線列車は運転区間を順次延長し、最終的には全列車南北縦貫走行させる。
  • 本線列車は開発した運転区間距離に応じて同じ編成の列車を複製して走行させる。本線列車は、上記の列車名規則によらずに「本線縦貫 #001」のようにする。
  • 旅客列車と荷物(郵便)列車は、一定の年代以降は、完全区分する。
  • 道路車両、路面電車等は列車交通の補助として運行する。
  • 1930年当初から鉄道運送を開始し、今後の路線開発に足りる資金を調達する。
  • 借入金は、自己財源で不足する時だけ少しずつ借り入れ、なるべく早く返済する。
  • 1960年からは油田からの石油輸送にすぐ着手し、本線延伸は中断する。
  • 1980年から大型空港出現により、航空網の開拓を行う。拠点空港間は900パネル程度とする。
  • 新幹線及び石油輸送列車の列車長は4パネル。
  • 石油輸送の拠点駅は3~4番線を設けられるような場所を確保しておき、なるべく都市・街の影響を受けない場所とする。

思い付いたルールはこのくらいだが、運用しながらまた考えていく。
以下、適度な段階で、追記を重ねていくことにする。

1930年

今回も、1930年から開始。今回のマップは、アイキャッチ画像のような感じ。
初期人口は、20万人(19万9950)で、前回より少し少なめか。

感覚的にわかりやすい北部の都市近郊から開発に着手していく。

1937年

人口22万3千。資金はまだ初期の借入金22百万円の返済はできていない状態で12百万円といったところ。
北部の都市から開発を始めまだ小屋状態の本社社屋を建設。今回は本線を原則複線整備として進める予定である。そのことにより駅の設置位置などの制約も増え、早速完全複線とはできない箇所も出てきたりして、何だかこれで上手くいくのか、今後南部への本線を最初の都市からどの方向に延伸するかなど、不安にもなっている状態。
列車は、旅客列車1、郵便列車1を運用中。

産業輸送は鉱山1箇所から製鉄所への輸送。もう一箇所手がけたが、産出量が少ないのですぐに撤退した。

1947年

人口22万2千に減少。資金は3380万。
旅客と郵便輸送はしているが、運送間隔が長いせいなのか、小さな街は規模を縮小してしまっていて、全く発展していない。北部では会社所在の都市のみは順調に成長している。
複線の本線は、370番パネル付近には到達したが、列車の速度が遅くて中々利用されないのか、乗客も減少気味。
旅客輸送は利益に結びつかないのかもしれない。

本線に拘らずに石炭や鉄鉱石輸送により、1960年の海上油田登場を待つべきかと思い始めている。
あるいは本線を電化して、早い電車列車を走らせるべきか。

1955年

22万9千。総資産1億2700万。

採掘量が月産200トン超の炭鉱が付近にあるのを発見。調べてみると、このマップで最大の産出量の炭鉱で、現在は279トンを算出中。すぐに搬出積み出し用の駅と適度な距離の発電所へのルートを確保。既に整備した複線の本線を活用できる。1編成だけでは運送が追いつかず、結局6編成まで資金の状況を見ながら調達。
1950年を超えた頃に、電化してSLから高速化することを決定し、その作業。だがここでやはり電化漏れの線路があって、中々先へ進まなかったり、本線を運航する旅客列車も混じって渋滞が発生したりと、その処理に手間取るが、何とか解消。
今回も、前回マップ同様に列車が予想しない方向に進行したりと厄介。まだ完全にOpenTTDにおいて制御するコマンドが把握できていない。

だが、御陰で安定した収益につながり、人口は増えていないが一気に資金が増え、借入金の2200万円の返済も完了してなお、上記の資産額となっている。この後は、間もなく1960年で、海上油田が出現するはずなので、これの運送を的確に行うようにすることで順調に増えていく物と思われる。

それまでは、本線を北部から電化開始し、SL牽引の列車より高速な電車を走行させ、街の発展を促すが、どうにも今回のマップは反応が悪いというか、列車の運行の仕方が悪いかもしれない。

1960年

23万7千人。2億100万円。
いよいよ1960年になって、最初の海上油田がマップ中央付近の未開拓地域の水域に出現。これから輸送ルートを構築する。
上記の炭鉱は産出量が180トン程度に減少してきた。列車数を少し減らして輸送中である。

開始に当たって考えた、旅客列車の運行計画は、余りよろしくないような気がしてきた。適当な区分で旅客列車も区分する前回マップのスタイルの方が都市の発展には良さそうであるので、300パネル分くらいを通常の各駅停車列車運行の限界として設定し直す予定である。また、列車は貨客混合のほうが効率が良く、客4、郵便2両くらいの比率の列車で良いのではないか。

更には、前回の後半で思いついた、毎回車庫入りしないルート設定も、自動で更新されないのはどうにも気分的に良くない。よほど混雑しない限りは車庫入り運用でも良いような気がするので、まだ列車数が少ない内に従来型に変更しておきたい。

1968年

27万人。3億100万円。
開発された油田数は現時点で13。二つの製油所までの輸送ルートを確保したのは現時点で9油田。資金がそう多くないのでまだ十分に輸送編成が確保できていない。最初から電化区間で整備。当初はEF10の電気機関車を使ったが、最高速度が75km/hで遅い。そのうちにDD51が登場したので、ディーゼルではあるがこれに更新して95km/hでの運転を開始。更にさきほど1968年になって、長期に使えて高性能かつDD51より安価なEF81が試験登場したのですぐに全機更新。これで120km/h運転の実現に至った。
他にも電気機関車はEF58やEF64/65/66が登場しているが、価格が高いので現時点では購入しにくい。

船舶のタンカーも、35万リットルを一度に輸送できる新型タンカーが試験登場したので、9隻全てをこれに更新した。
油田輸送ルートは残る4油田についても引き続き開発するつもりであるが、最初の製油所が属する街の評価が最低で、植樹しても効かない状態に陥っている。以前に一度植樹したので、その手はもう効かないのかもしれない。すなわち今の2ホームから3ホームへの増設ができない可能性がある。ひとまずは運送できているので問題ないとは思うが、この先輸送編成も増えて商品輸送列車も入る事になれば、渋滞が発生するのではないかとの懸念がある。
評価が上がらない限りは付近に別の製油所が出現したら、そっちへの搬入ルートも確保したい。

1973年

29万人。資産はこの期間で6億6100万円に倍増。やはり、石油の輸送はOpenTTDにおける輸送事業の要であると思う。
この間は、既に整備した油田輸送ルートの見直し。一つの製油所が手一杯になりそうで、かつ街の影響を受ける場所にあるが評価が最低で拡張が望めないため、もう少し遠くの製油所への輸送ルートを構築。
そうしている内に既存の二水域にそれぞれ新しい油田が出現しているのでその輸送ルートを構築。
結局この間では残る4油田の輸送ルート構築はできていない。

輸送指令の共有方法がようやくわかった。同じ製油所へ輸送する列車で共有をしてみたが、特定の列車だけ変更することもありうるかも知れないので、そういう場合は共有を解除する予定。共有でどのくらいいけるかは、まだテスト段階。
埠頭には石油が溜まり気味。資産も増えたので少しずつ列車を増便したい。

輸送ルートは基本的に複線で整備しているが、まだ列車が少ないうちは一部単線もある。

1979年

32万1千人。15億5700万。
この6年で資産は一気に増加。油田から製油所への輸送はまだ列車数は少ない状態でもあるが順調に伸びている。今回の油田は北部から南部まで満遍なく大きな水域に出現。最大水域には4油田が出現。
まだ手がけていない残りの4油田に着手しようとしていたところへ1油田が増えて、現段階最終的には16油田が出現。全て、製油所までの列車での輸送ルートを建設し、複線化も実施。2列車以上の運行を開始して総数では25列車程度にも上るが、まだまだ足りない感じがある。これは埠頭の状況を見ながら増やしていく。
距離が長くて輸送間隔が空いてしまうようだと、勝手に積み込み用石油が目減りしていくので、こういう箇所は特に列車数を増やしておきたい。

前回マップでは同数程度の油田で約70の石油輸送列車を運行していたので、今後の産油量増加に期待すると、だいたいそのくらいまで増えていく可能性はあると思っている。

今回は、石油輸送列車はすべてEF81牽引のタキ7両。4パネル長のホームに発着する。ホーム数は将来の増便なども踏まえてなるべく3ホームとした。

旅客の本線は全く延伸が進んでいない。
また、当初最大産出量を誇った炭鉱が衰退中で、200トン以上あった生産量が今は月産90トンまでに落ち込んでいる。当時何列車も運行していたが今は休止列車が多い状況。それでも赤字が出ている。石油輸送開発がひとまず一段落なので、ここは次に手入れをしなければならないだろう。

1984年

33万5千人。29億2800万円。
この間は新たな路線の開設はしていない。石油輸送の状況を見ながら、輸送列車編成を少し増やしていた。今のところは35編成にまで増加。1油田当たり平均2列車というところ。これは積み出し駅での滞留量を見ながら調整する。

そのほか、石炭輸送列車の車両を更新した。EF13型機からこれも電化区間についてはEF81に。非電化区間についてはDD51にした。

時代的には既に新幹線も200系車両が登場しているし、大型空港も建設できる状況になっているが、この後は本線延伸にまた着手すべきかというところ。
もちろん新幹線建設も悪くないとは思うが、在来線のほうが先かという感覚がある。
前回マップでは結局新幹線は建設しなかった。

1990年

36万人。51億78百万円。
石油輸送ルートの状況把握と運輸量の調整。輸送35列車のうち数列車は赤字だったので車庫入りして休止中。適度な距離にある都市に貨物ターミナル駅を建設し、商品輸送列車として製油所から2列車を運行。
石炭と鉄鉱石輸送の貨車を新型のホキに更新。
本線延伸は中々進められないが、既に整備した箇所を見守ってダラダラとやるのも悪くないと思い始めているところ。資金が50億も超えれば、後は何を整備するにしても、あるいは多少の赤字路線が出ても資金で困ることはないので安心である。
本社も最終段階の大きなビルに建て替わっていた。

2002年

40万4700人。108億7千万円。
いよいよOpenTTDで人口が増えていく2000年を超えた。
本線の延伸作業を再開。当初から少し方針を変えることにした。まず、延伸の度に運転区間を延長して南北縦貫させ、直通の列車を同種ので何本も運行するのは辞めにして、やはり適当な区間長で運行区間を区切ることにした。

また、旅客と郵便の混合列車はなるべくやめて、郵便は旅客より少し編成を短めにした専用列車を走行させる。
これまではなるべく多くの街、経路上の全ての街に駅を建設するようにしていたが、小さな街や反抗的な街の集客率はいつまで経っても上がらないし、短距離運行だと収入が少ないこともあり、新幹線スタイルで基本的には都市毎、あるいは一定数以上の人口の街のみ経過することにして、そこに駅を設けていくことにする。
そうしないと効率が悪く、路線も遠回りになる。本線が通過しなかった集落は、後で支線で補う、かもしれない。
本来それは新幹線の線形の役目ではある。

2007年

43万人。137億6千万円。
前回確認した時にはまだ無かった、200トン以上産出量がある炭鉱が出現していたようなので、そこから付近の発電所への輸送を開拓。産業輸送を手がけていると、その施設周辺で、同種の産業拠点が出現することが多いような気がする。

上記の方針に基づいて、少し本線を延伸して、車両を130km運転が出来る新しいものに更新して統一した。
産業も旅客輸送も、運行する列車本数に合わせてそれなりに乗客や貨物が増える気がするが、これは運送によって貨物などが運び込まれて活性化するという面もあるのだろう。

2020年

51万7千人。227億8千万円。
この間、新産業の開発はしていない。本線を延伸したが、丁度大都市の空白地帯でもあって、間を結ぶだけではほとんど面白みがない。
本線を経由しなかった街に対して、単線の支線によって鉄道を整備したり、それが困難と思われる場所はバスや市電で周辺の街と結んだりという事業を実施。この分での儲けには期待していないが、なるべく赤字にはならぬようにする。ただ都市・街が適度に発展するのを期待するのみ。

前回マップと比較してみると、同時期で資産は倍ほどに多いものの、人口は約半分という発展状況。確かにこの時期で大都市に成長した箇所がまだ北部に1、2ある程度なのだ。
資産が多いのは、油田と商品輸送ルートを優先して早急にしたということが理由だろうか。

2027年

57万2千人。284億7千万円。
2023年頃に新たに2油田が出現。うち一つは新しい水域でどの製油所へも輸送に都合が良くないようなので新規ルートを開拓したが、産油量が少なく、まだ1編成のみの輸送という状況。
20編成分を搬入していた製油所は負担が大きすぎるかと思って、付近に出現していた別の製油所へ10編成のルートを変更して分散させた。

2031年

60万7千人。323億4千万円。
この間は、各油田輸送の埠頭を巡って滞留状況の確認とそれに応じた列車編成の追加をまず行った。いつしかこれで64編成の石油輸送列車を運行しているので、前回マップにおける70編成に概ね近づいてきた。

それ以外では、ローカル線として、本線で結ばなかった街に2パネル最大4両編成の列車の支線又は独立線を建設して列車を運行する。

本線延伸も僅かながら進めた。

2036年

64万5千人。371億円。
この間は、目立った開発はしていない。少し本線を延伸させ、ようやく1000番付近パネルまで進められたかというところ。この辺が、首都90番パネル付近からの最初の経由地空港になる見込みだが、さほどの規模の都市がなく、どうすべきかというところ。

この辺にある妥当な都市には、製油所からの商品を配送している都市があって、そこはそれなり発展しているので空港建設には良いと思うのであるが、都市からは最低評価をもらっているので、現状では建設が不可能なのである。

2039年

67万3千人。408億円。
この間は、本線1320番パネルの街までの延伸作業を淡々と実施したくらいで、他の開発は行っていない。

2049年

75万8千人。521億7千万円。
間もなく開発開始から120年で、2050年を迎える段階に入った。
石油輸送状況を見て、滞留量が大きいところは列車編成を増便し、前回マップと同様に70編成に至った。いつしかもう一つ海上油田が出現していたようなのであるが、産出量は少ない状態だったのか、月産1万数千トン程度で、気付けば閉鎖されるとのことで程なくして消えた。他の油田は、1箇所を除き軒並み順調というところ。

また、いよいよ空路開発にも着手。首都付近とそこから900パネルほど南下した箇所にRunwayが2本の大型空港を設置して、B747が2機の旅客とDC10が1機の郵便で航路を開設した。ここはやはり順調であるが、二つ目の空港はもう少し妥当な大きな都市に開設したかったところなのであるが、そういう都市からの評価が最低なので設置できないのである。

複線の本線延伸は1680番パネル付近に到達。だがまだマップの半分には達していないという状態。本線沿線には石油以外の産業施設も多いのだが、中々その開発には着手できていない状態。

前回マップでは、2051年で294億円だったので、資金的には上回っているが、人口は前回の140万人程度に対してまだ半分程度。

2051年

77万4千8百人。544億円で大御所を取得。
無論ゲームとしてはまだ継続する。本線延伸作業中である。

2056年

83万6千人。608億円。
1860番パネルの都市まで、本線を延伸。更に、航空網拡大も南進させていくが、その丁度良い距離にあったので、1860番の都市に大型空港を建設して、航空路線を拡大させた。
そのほかでは、滞留が発生していないで逆に列車が余り始めた埠頭・製油所路線の一部の列車を車庫で待機させることにした。

1860番パネル付近の都市は、衛星都市のような街もあったので、そこはバスあるいは市電を建設し接続。郵便輸送も市電で実施。人口1000人を超える街には銀行ができるので、トラックでの貴重品輸送も開始してみたが、自動車運送は収益は知れている。
儲けのためというのではなく、街からの評価を下げないためという理由が大きい。
だがこれも結果として、街の活性化に繋がり、発展する可能性が高い。

この年代までには、大きな集落は自助努力でそれなりに発展している場所も少なくないので、鉄道を延伸して駅を建設したりしても、赤字にはならないだけの収益は見込める。
鉄道建設に当たっても寛容な評価であることも増え、事業拡大はやりやすい。
だが、それでも何故か嫌われている場合もあったりして、そういう所には折角このチャンスにと思うのに鉄道の敷設ができない。
寛容でない街には弊社の路線拡大ができないので、結果として発展できない。

2062年

91万人。696億円。
複線整備の本線延伸は2210番パネル付近の都市まで達したので、ようやく半分を超えたことになるが、まだ先は長い。
1860番パネル付近の空港を建設した都市中心部から、郊外の全く何もない原野にバス停と駅を設置し、そこにどんどん乗客を運び込む。そこから線路を建設して、別の街へと輸送する。何もない場所の駅と停留所は、そもそも乗客も貨物も受け入れないので、転送扱いになるのみ。駅ではその溜まった乗客を乗せて列車は別の都市への運び込むという、貨物の転送スタイルを取る拠点を実験的に作ってみた。

この実験の狙いは、そうして人流貨物が活発になっていけば、そこに住宅や商店などの街として発展していかないかというものである。
人流だけではダメで、貨物の運び入れも必要と思われるので、まずは郵便荷物も運び入れたりしてみているが、すぐには結果は現れないだろう。
転送でもそれなりに儲けは出るので、このまま放置して、しばらく様子を見るのである。

想定としては、その駅が貨物や人を受け入れるようになれば、発展の可能性があるものの、石油輸送の際にそうであるように、そもそも受け入れる土壌がない場所であるので、ずっと転送扱いの拠点で終わるという可能性も高い。
そもそもその場所はどの街にも属さない場所なのである。

2067年

97万1千人。765億9千万円。
2350番パネル付近の都市まで本線は延伸。1860番付近の実験線は2060年に建設したが、その後2065年にはリニア線も建設して運行試験中。だがやはりそこに都市ができる気配はなく、実験は利益の有無に関わらずに10年程度、すなわち2071年頃までには終了させる予定である。

線路やリニア線は撤去して原状復帰を考えていたが、実際の所、試験線の在来鉄道線は赤字であり、リニアは黒字である。実験終了後は、在来線は線路を切り替えて別の駅に向かわせるように準備を進めているが、リニア線は、代替駅の建設が困難であるので、儲けは多い物の、それは在来線側の赤字を補填するものとして、やはり廃止が妥当なのであると考えている。
これを書きつつ、あと1年で廃止となる。

2072年

102万8千人。834億円。
実験線による都市形成の試験は終了。結局、少なくとも10年ではそこに都市は発生しなかった。
駅に運び込むバスと郵便車両を廃止し、在来線列車を廃止。リニアが全ての乗客を運んだ時点で運転を終了して、路線を廃止した。線路・リニア線、駅、車両基地(車庫)、橋、トンネルも全て撤去して、自然に戻していくのである。
在来線路線は、営業線に転用して、途中から別路線を構築して乗客を運び入れる元となった都市に接続して、そこから実験先の街への運送を継続することにした。

2075年

105万5千人。884億円。
この年代になって新たに海上油田が一つ出現。慌てて船舶を購入して油送船を調達したのだが、産油量が8万リットル前後で少ない。同じ海域には他に二つの油田があるので、埠頭と輸送列車が赤字にはならないと思うが、この状態の産油量なら、他の船舶に立ち寄らせて輸送する方式でも良いような気がしている。

また、この海域の3つの油田を陸地とヘリで結び乗客輸送を開始したものの、ヘリは低速で少人数しか輸送できず、効率が悪い。稼ぎも少なく、おそらく赤字になると思われる。油田の乗客輸送には手を付けないほうが良いのかも知れないと、毎回思う。

この後は、南部南端都市から本線を整備して、最終的には中央部か、それぞれ南進北進を適度にしつつ、そこで結合して南北貫通ということにしようと思い立って、それを始めるのである。

2079年

111万4千人。948億円。
複線の本線を南端都市からも建設を始め、4080番の街から北進して3730番の街まで建設、営業開始している。
途中でまた街からの敬遠に合い、駅を建設できないところがあったり。樹木植林で何とか駅は建設したが無駄な橋を作らされたりという、そういういつもの障壁はあり。

石油の輸送列車を少しずつ、滞留量に応じて増やし、現在は92列車まで増加。

2081年(システム)

ここまで進めた時点で、丁度13.0-RC2がリリースされたのでそれに環境を更新。
特に動作には問題なし。

進行とは無関係だが、HHKBでOpenTTDを遊べるかとやってみるのだが、やや難あり。HHKBのUS配列は独立したカーソルキー(矢印キー)がないので、画面スクロールに苦労する。縦横いずれかの方向だけなら良いのだが、斜め方向の移動はカーソルキーを二つ同時に押下せねばならず、これがそれなりに大変である。
また、ウィンドウを消去するDelキー操作もFnキーとの組み合わせになる(Delキー操作をそういう風にしている)ので、これも又面倒である。
HHKBは、OpenTTDでも使えないことはないが、不便があるので、これを遊ぶとき、おそらく他もゲームなどをする時はHHKBではないキーボードのほうが、たいてい快適である。

また、JapanSetのガイドなどをよく読めばそう書いてあるのかも知れないが、標準軌路線と新幹線との関係を少し調べてみると、標準軌路線であれば、いずれも阪急電車やミニ新幹線車両の走行はさせられるようだ。ただし、160kmのmodern Line以上でなければ、フル規格の線路と接合はできない。ただし、フル規格の新幹線車両は160kmのmodern Lineは走行させられないと思われる。ミニ新幹線車両は、もちろんフル規格新幹線路線への乗り入れは可能である。

2083年

116万8千人。1019億円。
1千億円超えたのでここで記録。この間は、これまで本線経路から漏れた街に、市電や私鉄的な路線を整備して列車等を運行してみたりしている程度で、このところは新規事業(産業輸送)などの開発は全くしていない。旅客本線の南進・北進を進行中である。

2090年

125万4千人。1131億円。
南端から延伸している南本線は3170番まで到達。この辺は都市が多く収益が見込めそうである。北進線も、適度に距離・駅数で区分して貨客混載列車を走行させている。いずれの区間も、基本的には1本の列車のみとしているのは前回マップのとおり。往復で2列車にしても複線区間なので問題ないとは思うが、それはまた全線が開通したら考えることにするのである。

2098年

134万8千人。1267億円。
本線を双方から延伸。あと約200パネルで複線の本線が南北全線開通ということになった。
本線全通後は、南端から北端までの直通列車を走行させること、本線が通らなかった街に支線などで鉄道を開通させることなどを経て、まだ着手していない産業輸送へと舵を切る予定である。航空網の充実は都市の発展状況を見ながらということになるだろう。

当初の計画どおりに、区分して走行する列車ではなく全線列車のみにすることも考えてみるが、それが妥当かどうかはまた難しい。

2101年

139万3千人。1324億円。
昨2100年についに本線が南北全通。試験電車編成を走行させて、全線行き来できるのかを確認しているところである。
無停車直通でも片道2、3年かかるだろうと思っていたら、結果的には約7年ほどかかって南端の車庫に戻った。
普通列車・各駅停車の試験電車も運行開始。こちらはもっと時間がかかるだろう。

2109年

151万9千人。1471億円。
南北縦貫試験電車の走行、起点と終点間ノンストップの直通電車は上記のとおり7年くらいかかって往復した。
2550番パネル付近に空港を開設したが、この都市はさほど大きな都市ではない。妥当な場所には都市がなく、付近の都市からは嫌われている状況でここしか建設場所がなかったのである。空港間航路に2機を追加。A380とB747は貨物機(郵便)として。

本線の線形改良が一部必要な場所の手入れをするかどうか。

2118年

166万7千人。1650億円。
本線から漏れた街にも鉄道を敷設すべく、そういう街に単線の鉄道を整備しつつ、再び北部から南部方面へ事業を展開中。
南北縦貫の試験走行を終えたので、サンライズ号車両2編成にて長距離特急の走行を実現。各駅停車の縦貫走行も開始したところ。

2128年

185万8千人。1852億円。
南部の、本線漏れ集落へバス便の運行、路面電車の敷設、鉄道の敷設を順に行っているが、周辺の大きな都市、接続する都市が最低とか悪い評価だと何も建設できないので、その場合はこれら評価が回復するまで対処ができない。鉄道の分岐ができるようであれば、それによる対処は可能であるが、鉄道による対処が可能であるのは、付近に同様の漏れた街が複数ある場合に限られる。

空港を3550番パネル付近の都市に設置。空路網の前の空港からは約1000パネルの距離があるので、少量の輸送になったとしても、2千万円以上の利益が出る。南端都市からは嫌われているが、それに隣接する都市には空港が建設できそうなので、もう少し運航の様子を見てその都市付近に南端空港を建設して航空網も南北縦貫させる予定。
A380の旅客機とB747-Fの郵便機を追加。しかし航空便の間隔は一定ではないので、連続してしまっている部分も少なからずある。南端到達後はA330、A340も就航させてみたいと考えている。

B747 1280、875、467-280
DC10 1024、965、323-240
ConColde 1024、2253、100-50
A330 1024、875、253-200
A340 1600、875、295-220
B777 1408、875、305-220
A380 1280、901、550-300

1000パネル以上の航続距離がある航空機のメモが上記。現実に即したモデル(未来モデルではない航空機)のみ。
機種名、航続距離、巡航速度、旅客数-(改造時)郵便荷物数という数である。
875km/hの速度ので統一するか。旅客輸送はB747とA340、B777の3種にする。これまでのA380と比較すると積載量が減るので、その分は増便で対応する。
郵便はそれと同一でなくても良い。これまでDC10を使ってきたが、A330に統一したい。

一旦全機を格納庫に引き上げて、1機ずつ運用を再開する計画である。
なお格納庫引き上げや指令変更などで、本来居る場所から当該格納庫のある空港へは、場合により航続距離に関係なく直行してくることができるようである。

南端空港を4020番パネル付近の都市に建設して開港。北端側は新空港を検討してそこに拠点を移転する。従来空港は別路線、ローカル線、中距離線の拠点にする考えで、70番パネルの都市へ北端空港として開設。

2144年

219万3千人。2195億円。
これを書いている時点までにOpenTTDは13.0の正式版がリリースされた。RC-2からの変更は僅かである。早速RC版から更新して、正式版13.0の環境に移行した。

北端・南端を結ぶ航空網路線。上記のように各機種を試したが、旅客便はB747、郵便便はA330とB777の2種で運行することにして、起点の空港から1機ずつ運行に送り、空港で適度に郵便・旅客が溜まった時点で次の同機種航空機の運航に出すというやり方にて便数を増加させた結果、郵便便11機、旅客便13機の計24機体制での循環運航ということになった。まだ完全開始して1年経っていないが、前年度のこれら航空機部門の売上げは約11億円。全列車の年間利益が17億円なので、やはり航空機は収益率が高い。

2154年

242万8千人。2475億円。
久々に、海上油田・埠頭からの石油輸送状況を視察して巡る。いつの間にか産油量がずいぶん増加しているところもあり、逆に減少しているところもある。埠頭駅の石油滞留量を見つつ、列車を減便したり増便したりという作業、同じ運送形態の列車では運行指令を共有するよう変更したりしている。

あまりにも滞留量が多い場合は、一旦採掘、輸送タンカーの運行を休止して、滞留量がゼロになってからまた運行開始するなど。
ただし、定期輸送をしない期間が長くなると、産出量に変化が生じて減少したりもするようなので、やはり運行する列車数で調整した方が良いかもしれない。

とは言え、線路状況、駅の状況によりどんなに産出量・埠頭の滞留量が多くても増やせる限界はある。
この時点で石油輸送列車数は112。全列車が170なので、半分以上はこの石油輸送である。
前年売上げは約9億5千万円。だが24機プラスアルファで構成している航空機輸送は11億2千7百万円なので、いかに航空機事業の利益が大きいかということもわかる。

目的地に到達できないというメッセージも増えてきたりしている。
列車が駅の手前や駅から車両基地への出入り待ちが多くなっているせいである。

2160年

253万8千人。2665億円。
この間は、本線漏れした街に何らかの交通を通すべく、主にバス事業で小規模にバス路線を開拓。儲けはほとんどない。

2168年

275万7千人。2903億円。
引き続き、この間は本線漏れした街への交通網整備を実施した。特徴的な所では7つくらいの未開拓集落が都合よく並んでいた箇所があり、そこへの支線建設を行った。さらに拠点となる本線駅に接続する形で、さらに6つか7つの集落を結ぶもう一つの支線もそこから建設できたことである。

他は、バスや市電による周辺都市等との接続であるが、何故かバスと電車の踏切での事故が発生した。これはどういう設定をしていても希に発生する仕組みなののかもしれない。

前回の長大マップに比較すると、同じ年で人口は約100万人少ないが総資産は1000億円近く多い状況である。

2179年

開発開始から250年のこの時代になってから産業拠点を全て網羅して輸送経路を構築するのは無理である。
既に都市が発展したり鉄道網が整備されていたりして、新たな輸送路線を構築するのが困難であるからである。
この時点では、産出量が多く採算が見込めるところからの輸送を試みるべきである。
産業のリスト表示を活用すると、どの拠点での産出量・生産量が多いのかがわかる。

ひとまず、北部の発展地帯にある農場で家畜の生産量が月200頭前後で最高の生産量だったので、それを工場に輸送するルートを確保。南部までの間に工場は沢山連立しているのだが、資源からずいぶん遠い。北部に唯一見つけて、既に別の農場から穀物を搬入している工場へ、非電化の鉄道を建設して、本線も経由して接続することができた。工場隣接の駅も1ホームだったので、2ホームを増設したが、地形の関係で無理があったので、1パネル列離れた場所に駅を統合建設した。
列車は生産量と生産状態からして家畜輸送で4列車を走行させている。1度の輸送で得られる利益は230万円程度。

2183年

313万4千人。3396億円。
森林からの原木輸送、穀物の生産量が多い農場からの輸送を開始した。

2196年

343万2千人。3823億円。
この間も、産業輸送の新規開拓を実施していた。石炭や鉄鉱石の産出量が多い拠点から発電所や製鉄所への輸送ルートを構築していたのであるが、実際に構築してみると産出の速度、量が当初示されていた月産量とは異なっていたり、いざ構築しようとするとまた集落からの評価の関係で駅が構築できなかったりということもあった。

まだ産業輸送開拓の余地はあるが、ここまでしばらく、そういう輸送に力を入れてきたので、また少し石油輸送の状況を確認して輸送量に無駄がないかなどを調整した後、再び旅客に着目し、移転してやや遊休気味になっていた首都付近の空港から、今度は中距離輸送機による航空路線網を構築しようと考えているところである。

ところで、このところのマップでは新幹線路線の構築をしていない。本線を南北開通させることを目標にしているうちに、都市が発展しすぎて新たに新幹線の駅を構築したりルートを確保する余地がなくなったりしているせいである。
これをするためにはもっと早い段階で在来線とは違ったもう一つの駅を構築する必要があるのだが、その場合は都市からの評価が影響してくるので、思うようにならない場合も考えられるので、その点が難しい。
無論、初期の頃では費用面での課題も生じているかもしれない。今の資金なら問題なく全線複線で構築できるとは思うのであるが。

2205年

363万6千人。4154億円。
石油輸送ルートの確認、埠頭の滞留状況確認などをこの間実施。
適度に溜まっているくらいなら良いことにする。いつの間にか、幾つかの油田の産油量がかなり増加していて、埠頭ではなく油田側に滞留があったりするので、この場合船を増やして埠頭への輸送を行ってみたりもした。最大規模の埠頭では、更にホームを増やして6番線体制にしてみたが、一旦車庫へ戻る列車とそこから出てくる列車、到着列車と出発列車で混み合っているので、一旦車庫へは帰らない設定にしてしばらく様子を見つつ、滞留解消のテストをかねて船舶の運航を全て一時停止して、滞留ゼロの状態までしてみる。

その場合無論、積み込みが行われないので、列車はホームを占有した状態でずっと積み込み待ち、走行中の列車も全て帰投してきて、ホームにも車庫にも入りきらずに線路上で大渋滞が発生するような状態に。
あくまでこれはテストである。船舶の運航を再開して埠頭に石油を運送してくると、また列車は積み込みを始めて出発するのでやがて滞留は解消されるのである。

2217年

388万4千人。4571億円。
この間は、新しい航空路線網開拓のために、首都付近に最初に開設した空港からの便を調整して、新たな空港へとB767を就航させた。この先の路線網については、循環運航ではなく、空港間運航とすべきかと考えているところ。

そのほか、再度石油輸送状況を確認して列車を調整したりもした。4つの油田からの石油が集積する埠頭駅は、終端駅で折り返して車庫に入庫する仕組みになっていたが、これをその先に場所もあったので通過駅型として、その駅の先に車庫を設けるようにした。
幾分、これで列車が駅に入れなくて渋滞するような部分が解消されただろうか。

農場で、穀物の産出が多い所などを見つけたので、工場までの路線と農場・工場の駅を整備して、その輸送も始めているところ。

2219年

393万9千人。4645億円。
もうだいたい発展はし尽くし、新たな開発余地と開発プロジェクトももうほとんど思い付かなくなってきたので、開発開始から300年くらい経つのを機に、次のマップへ移り、また古い時代から順に開発を進めたいと考えるようになった。現実の時間でも、2ヶ月以上運用していることになる。

新しいマップは、128×4096とし、これまでの4096×64の倍の大きさとする予定である。これより大きいと、短い辺でも256になるので、初期値マップの1辺の大きさになってしまい、さすがに大きすぎると感じる。長辺は最大4096とすることで、線路を南北縦貫させて達成感が味わえるのと、長距離列車や航空網構築などが面白い。
横幅がこれまでの64だと、狭いので都市が発展して幅一杯になってしまったりして新たな路線、すなわち後から新幹線などの路線を建設しようと思っても不可能になってしまうのである。

今度のマップでは南北縦貫の新幹線を通すことを目標にしたいと思っているが、300年くらいでようやく開発完了ということで面積が倍だと単純に開発完了も600年もかかるということになるのだろうか。
現実時間で4、5ヶ月も同じマップで遊ぶことになるのか。