雑記6月B

投稿者: | 2023-06-30

SDカードトラブル

XPERIAの新スマホで、使用開始からまだ2週間程度も経ったか経たないかという頃に、急にSDカードにアクセスできないという事象が発生した。
SDカードは無論適合規格のもので、256GBのELECOMの製品だから一応おかしなブランドのものというわけでもなく、それまで問題なく使えていたのであるが、気付いたらSDカードを認識していない。カメラからも保存先を内部ストレージに変更するとの警告が出るし、どのアプリやFilesからもアクセスできない。

端末を再起動してみたり、電源をオフにしてカードの抜き差しをしてみたりしてもダメ。カード自体に問題があるのかとPCで読み込んでみると問題が無いのでやはり原因は端末の方にありそうということがわかる。
同じようなことを何度も繰り返して、結局為す術が見つからず、ショップに行って端末を見てもらわないとダメなのかと思いつつ、そもそもSDカードというストレージは現時点では必要なのかとも考える。

端末のストレージ容量は128GBで、システム領域やアプリで使っている分は現時点で36GBとのことなので、90G程度はまだ余裕がある。多く領域を使うのは保存するデータで特に写真画像と動画などのコンテンツだろうが、たいして重要なものを撮影するようなこともなく、今後そんなに多量に溜め込むとも思えない。
ある程度溜まってきたら、USBでPCやSSDと接続するなどして、そこに移して保存して容量を空ければ良いのである。
10年以上使い込んでいる一眼レフのカメラも使っているのは確か16GBのCFカードだったはずだが、それもJPEG程度ではまだまだかなりの余裕がある状況だ。
iPhoneなどは、外部ストレージが使えないという。クラウドに保存する仕様になっているし、おそらくケーブルで接続したらPCなどにデータを移すこともできるのだろうと思う。

電源をオフにしてカバーを外して取り出すのはかなり面倒で、基本的にはSDカードはSIMカード同様にずっと入れっぱなしで使う物でもあり、取り出すということはあまりしない。本体メモリの拡張であるわけだが、SDカードを最初から購入したのは、容量不足の懸念というよりは、バックアップだとか、データの移行だとか、そっちに保存しておけばデータだけはいつでもまとまって取り出せるだろうという考えからである。
だがこのように読み込めなくなるということは、寧ろ本体メモリーに保存しておく方が、媒体よりも信頼性が高く、逆に安全なのではないか。
せっかく外部ストレージの機能があるのだから、トレイを空荷しておくのは勿体ないという考え、保存できる容量は多くしておけば、使用する際に心にも余裕ができるのではないかという、そういう考え・性格的なものもあった。

256GBという容量は、価格の面からしても自分としては一応妥当なものであると思い選んだもの。かなりの余裕には違いない。
スマホ専用ではないが写真のようなもの、問題はなかろう。実際に使えていた。
信頼性ではSanDiskのほうが良いように思うが、他の製品と比べると高価でもあって、ひとまず試しということでこれを選んだのである。
結局、PCで読み込んでエラーチェックなどしているうちに読み込めなくなってフォーマットをしなければならないことになり、ほとんどスマホでの試し撮り程度の写真や動画で大した写真は入れていなかったが、綺麗に全て削除されてしまった。

このような作業と並行して、端末本体から一度SDを抜いた状態で起動し、SDは装着していないという認識を一度させた上で、再度SDを挿入したらどうだろうかと、フォーマットしてしまった媒体を取り付けてみたら、あっさり認識。
端末のSDなし再起動を一旦行うのと、媒体のフォーマットと、結局どっちが良かったのかわからないが、そんなことで復帰したという顛末なのである。

ハイエンド機

スマートフォンを所有するのは初めてである。今更ながらと思われるだろうが、思えば携帯電話を持ち始めるのも、そんなに早いほうではなく、たいてい多くの人が持つようになってからだったし、i-modeに変更したりFOMA携帯にしたのはブームに乗って割と早い段階だったが、それ以来ずっと使える限りそれでということで、前のケータイは10年以上使っていた。

スマホ機種を選定するに当たって、ガラケーからの乗り換えの場合は本体代が無料という機種があったりしたが、そういう機種はどうしても初心者向け、高齢者などを主なターゲットにしているようなものであるような場合が多く、まだそこまでの年齢でもないので、どうにも興味が湧かない。一応、PCはそれなりに拘り気味に使って機種を選定していたり、普通の人よりは使いこなしているという自負的なものもあるので、携帯端末についても一定の段階以上のものが良い。
そもそも、PC同様にそんなに特別なことをするわけでもないかもしれないが、一応所有欲を満たせる機種ということになれば、それなりにスペックも高く、今あるいは今後主流になっていく性能・機能がだいたい全て使えるような、またカメラ機能に関しては別に一眼レフや高級コンデジと呼ばれるくらいのクラスのものを使っているので特別必要性は高くないにしても、それなりの機能を備えた機能が欲しいと思っていた。

そういう状況であるので、それなりに高いスペックでデザインもそれなり、持っていて所有欲を満たせる物ということになって、AndroidではXPERIAから選ぶということになったのである。
実際、数年前からスマホに乗り換えるときにはXPERIAにするということは決めていたので、安く乗り換えるなら何でも良いという考えには至らなかったのである。

無論,ある程度はオーバースペック的な部分はあり、その全部の機能を持て余すことなく使用するのかというと、全くそんなことはないのであるが、いざやってみようと思ったときにできるできないの迷いはない方が良いのである。

改めて、スマホを使うようになって周りを見れば、無論だいたい半数かそれ以上くらいはiPhoneと思われる機種を使っているように見えるが、そうでない場合のAndroid端末は、それがどこの機種なのかはよくわからない。
少なくともほぼ同型と思われるXPERIAを使っている人はまだ見当たらないので、やはりこれを選ぶ人は一般的にはそう多くないのかもしれない。

なぜiPhoneを選ばないのかというと、第一は国産メーカーから選びたいという点がある。AndroidもGoogle PixelだったりGalaxyだったりがシェアとしては高い気もするが、そういう海外産端末ではなく、国産のものを選ぶべきである。生産国は海外かもしれないが、それでも国内メーカーを選ぶのが基本であろうと思っている。
また、iPhoneはおそらく、日本国内のユーザの約半分がそれだと思われ、そんなに皆が使っている機種は高性能であったとしても、皆同じというのはあまり好みに合わない。Appleは市場独占的すなわち支配的なイメージもあり……その意味ではAndroidのGoogleも同様かもしれないが……、そもそもそんなに好きではない。デザインも自分はさほど好きになれない。日本人好みではないと思っている。

ワイヤレススピーカー

ヘッドホンもBluetoothワイヤレスのものを使うようになったので、それで聴けば十分に良質な音が得られることがわかったが、毎回ヘッドホンを装着するのもまた煩わしい面もあるし、そもそも音はスピーカから直に聴くのが自分としては基本である。

PCの有線スピーカは2台(2セット?)ともBOSEのスピーカで、ワイヤレスのヘッドホンもSONYやSennhiserに加えてBOSEを使ったりもすることもあって、とにかく音を聴くためにはBOSEの製品はずっと、以前から好んで使っている。
そういうこともあり、Bluetoothスピーカもあればスマホと接続しておいてJazzRadio.comなどをBGMに流しながら作業をしてみるのも良いのではないかと考えてみた。

JBLやSONYその他多くのメーカーなどからも同じようなモデルが出ているが、BOSEのそれ、SoundLink FLEXも単体2WAY、パッシブラジエータも備えているらしいが、すなわち左右のステレオではないスピーカであって、そういうスピーカを使うのは、おそらく初めてである。
2台を組み合わせてステレオ状態にできるというので、単体ではモノラルということにはなっている。これは、たいていの同種のBluetoothスピーカでもそうなっている。
もっと複数のスピーカーも連携させるパーティーモードというのも搭載しているとのこと。

さほどそういう製品に詳しいわけでもないので、モノラルということが気になったが、それでもサンプルなど視聴してみれば、モノラルであっても十分に高音質で、左右の二つのスピーカもこのサイズに納めるならば、すなわち左右の位置を十分に確保できないならば、ステレオでもモノラルでもほとんど同じなのではないか。
実際実物で聴いてみても、モノラルであることでの強い違和感はなく、十分に音を楽しむことができるのである。

スマホ雑感

正直なところ、スマホは特別に必要と思っていたわけではなかったが、スマホがなければ色々と不便になってきたり優遇的なサービスが受けられなかったりと不利になることが増えてきたので、已むなく乗り換えたという感じである。
だいたい、ネットは自宅や会社から接続できる。外出時にインターネットで何かを確認したりSNSを確認したりする必要性はそんなに無かった。無論、ないよりあったほうが良いが、無くても何とかなっていた。携帯電話やメールは従来の携帯で十分で、これでプランの料金、毎月の支払いも2000円以下なのだから、それで十分なのではないかと思っていることにほとんど変わりは無い。

そんな風に思っていたが、いざ変更して使い始めてみると、やっと世間に追いついたという感じもあって、使っているところを見られるのが恥ずかしい感じもあるのだが、PCでもできることの多くがこれ1台でできるのだと思うと、或いはこれで高性能なカメラも一緒に携帯しているのだと思うと、何だか凄く有能なものを持ち歩けるようになったと思うせいか、ちょっとした満足感もある。
概ね、多くの人が手放せないツールだというのも、もちろん理解はできる。コミュニケーションのツールと、時計やカメラ、Webの世界が全てその一つの端末に凝縮されているのであるから、つまりはそういうことである。

自宅でPCでできるネットが、ほとんど全てこの携帯用の端末で、どこからでも同じことができるのだと思えば、安心感さえある。

ケータイ履歴

思えば、初めてケータイを手にしたのは20年以上前で、まだストレート型の携帯が主流の頃だった。無論、カメラ機能もなく、iモードもなく、すなわちメール機能さえもなく、単純に電話機能しかない、本当の携帯電話だったが、最初の携帯も自分はSONY機でジョグダイヤルで操作ができるものであったのを思い出した。
ほどなくしてiモードが登場してdocomoに乗り換えたが、そこから3機種ほどもずっとSONY機で、3機種目くらいの頃ににカメラ機能が付いた。最初の2機種は折りたたみ型、3機種目は回転型である。

さらに、おそらくその次がFOMA機種で、三菱製のスライド型、NEC製の折りたたみ型2機種を経て、直前の富士通の折りたたみ型を使った。最初の頃は1~2年くらいで機種変更をしていたが、FOMA最後の富士通は10年以上使い込んだ。
それが特に気に入っていたという訳ではなく、その頃すでにスマホという選択肢は出てきていたが、まだしばらく、スマホにしたくないという思いに囚われていたのに過ぎない。

最近ではiモードのサービスが終了し、そういう普通のガラケーでは不利益を被ることも増えてきて、FOMAのサービス終了さえも迫ってきたので、ようやくスマホに乗り換えたというくらいである。
普通のケータイでは、電話とメールができれば基本的にそれで良いので、全く間に合っていたのである。

ケータイカメラ

携帯電話・スマートフォンにカメラ機能が付くのが当たり前になってからももう20年くらいが経つのではないかと思うが、基本的にはこれまでずっと、画質性能的には普通のデジカメやデジタル一眼からはずっと劣る性能のものであろうと思っていた。
レンズもセンサーも普通のカメラよりずっと小さい物で、それで発揮できる性能は知れているだろうと考えていた。実際、少し前までのカメラに関してはそういう考えでだいたい間違いなかった。撮影して保存した写真を閲覧するにしても読み込み速度が遅すぎて、使い物にならないくらいであった。

自分はデジタル一眼なども所有しているので、基本的に写真を撮影する場合はそういうカメラを普通使って、簡単な写真などもこれまでの携帯で撮影することはせずにコンデジを使い、データSDカードやCFカード経由でPCに取り込むという、古来の方法によっていたのである。

しかしながら、最近のスマートフォンのカメラはやはりそういう考えの頃とはずっと違って性能は向上しているはずで、同様にスマートフォンで撮影されたというSNSなどの動画もFHDで十分に高画質であるので、実用性も十分に高まったと思った。
実際自分もスマートフォンにしてXPERIAのカメラを使ってみると、従来の高級コンデジくらいの品質の画質は十分にあるのがわかった。
デジタル一眼とは、さすがにレンズや機能の違いは感じられる部分があるが、それでもスマートフォンのあのサイズのカメラでこれだけの品質の仕上がりの写真や動画が撮影できるのなら、何にしても一般的には十分である。
処理速度も高速で、写真ならバッテリーも想像ほど消費しないし、何よりスマートフォンはPC同様の端末が一体となっているので、その閲覧機能や管理機能、クラウドへの保存・バックアップなどに関する機能も充実して、その意味では10年前のデジタル一眼のそれよりもまたずっと使いやすいということにもなる。

外に持ち出して、一眼レフカメラで普段撮影したりするのと同じ場所を撮影してみたりしたが、撮影操作も簡単で失敗することもほとんどない。持ち方の悪さでケラレが生じたりシャッターボタンの押し方が悪くて連写になってしまったりするのは仕方がない。
ある程度オートに頼らざるを得ないのも仕方ないが、その分失敗は少ない。一眼レフカメラでの感覚からするとあり得ないようなISO値、シャッタースピードで撮影されたりするので、写真作品という観点からは疑問も残るものの、仕上がりの単なる写真という観点では、何も問題はないのである。
もちろん、望遠などの性能に関してはレンズを任意に交換できる一眼レフには及ばないが、標準画角、広角画角においての写真比較では、おそらく遜色がないだろうと思えるのである。

慣れぬフリック

ケータイでのテンキー入力は、そんなに頻度は高くないもののずっとそれだったので、まあ一応入力はできるくらいであったが、スマホで特徴的な、画面タッチによるフリック入力は、便利そうであると思いつつ、実際自分もやってみるのは初めてだったのである。
習得できればテンキー連打入力よりも快適にできるだろうとは思うが、ミスタイプというかミスジェスチャーがまだずっと多く、中々入力は難しい。

それでも半月も経って、少しは入力する機会もあったりするので、単語・短文なら何とか使えるようになってきた。
ATOK Passportのも入れたのでフラワータッチというのか、それも試してみたが、こちらは逆に、もっと慣れない。
それでも普通のフリック入力を覚えつつ、この方式でもやってみたりすると最初に感じた違和感ほどはなく、これでも良いかもしれないと思うようにもなってきた。

もちろんキーボードでAOURほど高速に打鍵・入力することは不可能と思うが、このサイズの端末でこれだけ入力できるのであれば、まあ十分と言えるくらいにはなるのではないか。少なくとも、このスマホサイズの縦方向でQWERTY入力は非常にミスも多くてやりづらい面はある。