このブログ自体だいぶブランクが空いてしまっているのだが、写真撮影、機材に関するトピックも久々である。
これもだいぶ前に円偏光フィルタ、サーキュラPLフィルタについて書いたのだが、その後、よく使うレンズのフィルタ径が少し大きくなり、このたびその大きさのC-PLフィルタを購入してみた。
まだ充分に効果の検証はしていないのだが、相変わらずこのフィルタの使い方は難しいと思う。
自分の場合は主に青空を美しく撮りたいという使用シーン。
ファインダーを覗きながら回転部を調整するが、その効果の差が実際よくわからないことが一つ。これは慣れなのだろうか。効果がない部分から最大効果に至る部分まで、誰の目に見てもはっきりわかるほどの効果の差が感じられない場合がある。撮影後の液晶モニター確認も、屋外では明るすぎてダメだ。
このフィルタの効果を得られる角度も決まっている。だが、都合よく太陽との位置で、その方向に撮りたい被写体があるとは限らない。太陽の位置を背後にする順光や大陽に向かう逆光位置で最も効果があるそうで、それ以外の向きで空に向けてフィルタを使うと色ムラが生じたりする。
減光されるというのも難しい部分だ。1段から2段分も減光されるので、Avモードではシャッタースピードがそれだけ遅くなる。手持ち撮影がメインなので、シャッタースピードが遅くなると手ブレが心配になる。手ブレの補正レンズならその辺の心配は軽減されるが、そういうふうになる事にたいする計算も予めしておく必要がある。
しかも、C-PLはフィルタ自体高価であるが、劣化もするらしく、5、6年程度が寿命だそうだ。
うーむ……。