EOS 40Dを使い始めた当初から、「1枚撮影」モードにしているのにシャッターが2回切れるという現象がしばしば発生している。ただし、コマ落ちするわけでもなく、ちゃんと2コマ正常に撮影されている。
シャッターが切れないとか、2回切れても1コマしか撮影されないというのならエラーの類なのだろうが、2回切れて2コマ撮影されるのだから、まあ問題がないと言えばそれまでではある。
EOS 40Dを使うようになる前はKiss Digitalを使っていたが、そういう現象が発生したことは一度もない。
しかし、連写するのではなく、1回1コマのみ撮影したいのに、意図せぬ時に2コマになってしまうのはどうにも気分が悪い。たいていはその場で最後の1コマを削除するが、これはやはり個体のエラーなのだろうとずっと思っていた。
Webであちこち検索してみると、他の機種も含めEOSでそういう現象が発生するという情報を見つけられなかったものの、Nikonの機種で同様の現象があるという情報があった。同じような現象が発生している事例は幾つかあるようだが、エラーというのでもなく、特に大きな問題にはなっていないようでもある。
色々考えてみると、どうも自分のシャッターの押下の仕方に問題があるかも知れないとも思った。それがどういう仕方なのかと説明することは難しいが、試してみたところ、人差し指の力の入れ具合を調節し、ダブルクリックの要領にすると簡単に「手動連写」ができてしまうのである。おそらく、通常時もシャッターボタンにかける指の角度が微妙で、半押しでAF合焦の後、手ブレ防止を意識して比較的ソロソロとシャッターを全押しする傾向があるためか、カメラ側では2度レリーズを関知してしまうのではないか。
特にEOS 40Dは連写が最大6.5コマ/秒と高速であり、1コマ撮影後に次のショットが可能になる間隔が極めて短い。ソロソロと押していると、2コマ目が認識されてしまう可能性があるのも想像が付く。
原因的にはそのような部分なのだろうと思うが、少々シャッターボタンが硬いという感じもあり、変な力が加わってしまうので、2コマ分の認識をされてしまうということもあるかもしれない。
40Dを使い始めて、総撮影枚数は7000コマ程度であるが、なかなかそれを克服して上手にシャッターを切ることができないでいる。