20枚撮り

投稿者: | 2009-06-02

フィルムの撮影コマ数と言えば、今は27枚撮りや39枚撮りなんていうのがレンズ付きフィルムでは一般的で、普通の35mmフィルムでは24枚撮り、36枚撮りが依然として一般的だろうか。まだ12枚撮りもあるだろう。
事情はよく知らないが、20枚撮りというフィルムもあった。ただし、自分がフィルムカメラで撮っていた時代には既にネガカラーフィルムでは20枚撮りは無く、モノクロフィルムのFUJIネオパンSSあたりにある程度ではあった。

36枚より多い枚数のフィルムというのは聞いたことがない。だが昔は何フィートという単位で売られる割安なロールフィルムもあったはずで、これを暗室でパトローネに自分で装填して使うのである。
デジタルカメラにおいては、撮影する画質やサイズにより変わってくるので、一概に特定のメディアに何枚撮りできるという言い方はしないし、大容量のメディアも安価になってきたので枚数を気にする必要はあまりなくなって来ているが、フィルムカメラではパトローネの大きさという制約があったので、やはり36枚程度が限界だったのだろう。

それでも、裏蓋毎外して、上記のロールフィルムのようなものを取り付けて、さらにはオートワインダーも付けて連写など大量に撮影する場合に備えるオプションなんかもあったように記憶しているが定かではない。