自分の時代には、家庭で撮られる一般的な写真は既にカラーであるのが当たり前になっていた。学生時代にクラブ活動で写真をやっていた経緯があるが、実はそこで初めてモノクロフィルムで撮影し、自分で現像したりプリントをやってみたりした。その時クラブで支給されたフィルムがLIGHTPAN SSというものであり、これも調べてみるとOEM製品か何かで、少し珍しいものなのだろう。
モノクロフィルムは現像されたネガの状態で紫色になるのだという事もだいたいその頃に初めて知った。
写真の雑誌などで、プロの写真家や投稿されて入選した作品などは、よくコダックのトライXというフィルムを使っている事も知った。後で調べてこれがASA400=ISO400の感度を持つ、モノクロフィルムの代名詞的な製品であることも知る。
残念ながらこのフィルムを使う機会は得なかったが、今Webで調べてみると、FUJIのネオパンSSと共に、トライXもその後継製品が入手出来るようだ。また、100フィートのロールフィルムもあるらしい。