同じカットを10枚撮影して、そのうち合焦しているのが何枚あるか。
AFなら無論10枚合焦するところ。
EF 50mm F1.8 IIレンズでのテスト。距離は2.5mmくらいの対象物。中央のAFフレーム辺りで合わせる。撮影後、中央の部分を液晶モニターで最大まで拡大表示させて確認する。
結果、MFでは10枚中やっと1枚か2枚という結果。これではとても実用的なヒット率ではなく、使えない。ライブビュー時に液晶モニターで拡大してMFするならきちんと合わせられるので、まあそういう場合なら使えるという程度。
これは視力や勘の関係も大きいと思うが、ファインダーの性能的な部分に寄るところも多分ある。EOS 40Dではピントの山が掴みやすいスクリーンに交換することも可能であるので、それを使ってみるという選択肢もあるが、常にMFをするという訳ではないのと、手持ち風景撮りでの水平確認の為に格子線が必須であるので、それに付け替えて常用するというのもやりたくない。
フィルムの一眼レフの場合のような、プリズム式とでもいうのか、中央フレームのみでもそういう合焦ができるようなスクリーンで、序でに格子が入っているものがあればおそらくなんとかMFでも合焦できるかも知れないのであるが。
やはり頼りはAF。MFを練習するより確実にAFで合焦させる操作方法を習得したほうが近道であるなと思う。