ポメラのキーボードのキーピッチは17mmという。通常の一般的なキーボードの19mmより狭くても、自分がサブで使っているPC機種のピッチと一緒だというなら問題がなさそうであると思った。
確かにメインキーのキーピッチは17mmで、キーの幅自体は17mmピッチのキーボードPCと比較しても一緒なので問題がないはずなのに、どうにも使いづらい。慣れの問題もあるが、何が違うのだろうと思って考えてみると、メインキーの周りの機能キーの大きさや配置、それに、縦方向のピッチがだいぶ狭いのである。
幅に関しては確かにそのピッチで問題はないが、指の動きに関しては、縦方向のキーのピッチに関してもまた重要であるのだ。ポメラは、大きさの制限があるからその範囲内に必要なキーを配置しなければならない。だが、スペースキーが小さく、変換操作がややしにくい点は否めないし、同じく使用頻度の高いBSキーなども小さくて打鍵しづらい。
自分はまたHHKBも好んで使っているが、あのキーボードはメインキーの上には数字キーが1列並んでいるだけで、ファンクションキーはない。キー数は最低限。必要な機能はFnキーとの組み合わせで実現するのだ。
スペースが限られたポメラのような機種のキーボードこそ、単に普通のキーボードのサイズを凝縮するだけではなく、キー数自体を削減するということも考えても良かったかもしれないと思う。