クルトガ

投稿者: | 2010-05-04

そんな風に、しばらくシャープペンシルというものから疎遠でいる間に、クルトガなんていう機構を持ったシャープペンシルが三菱鉛筆から発売されている。

筆圧でボディ部が押し込まれるたびに中のシリンダ部が適当に回転して、芯の特定の方向だけすり減るのが防止されるという画期的な仕組み。
確かに、鉛筆ほどではないにしろ、シャープペンシルも使い続けていると特定の方向だけがすり減って太さが変わってしまうと言うことがあった。
このクルトガ機構(他のメーカーにも同様の機構があるようだ)によると、平均的に回転して特定の部位方向のみすり減らずに平均的に先端が削られることになるから、芯の太さの変化をほとんど意識することなく書けるのだ。

見つけたので買ってみた。
確かに、書くたびに中のシリンダが回転して、説明通り特定部位がすり減ることが無く、意識せずとも平均的な文字の太さで書き続けることができる。回転も意識したり違和感もない。今後のシャープペンシルのスタンダードとなっていく機構なのかもしれない。