マウス遍歴

投稿者: | 2011-03-10

初めて使ったPCがPC-98であったので、初めて使ったマウスも必然的にPC-98のマウスということになる。これは普通の2ボタンのボールマウスで、インターフェースはPS/2であった。

その後ノートPCも使うようになって、それ用に、とELECOMの小型のボールマウスを購入した。インターフェースはPS/2。ところが、これはボディが小さすぎて持ちにくく、すぐに使わなくなった。

デスクトップをFMVに変えてからしばらくは、FMV付属のボールマウスを使っていた。これはインターフェースはUSBだったはずで、3ボタンというか、スクロールホイールに相当する装置が付いていた。正確にはスクロールホイールではなく、前後に押すとスクロールの効果が得られるというボタンが付いている形式の物であった。

しばらくそれを使っていたが、光学マウスがリリースされてきたこともあって、MSのインテリマウスを購入し、これは相当長期間使った。これは自分にとっては初の光学マウスであると共に、初のホイールマウスであったのだ。このマウスはおそらく、1999年頃から5年ほどメインで使ったと思う。

その後、無線マウスも一般的になってきた事で、Logicool(当時はLogitech)のV200というマウスを使い始めた。左右対称の普通の3ボタンマウスであるが、これは自分の手にフィットして、極めて使いやすかった。

更にその後は、ノート用の最上級マウスというコピーにひかれ、LogicoolのVX Revolutionを使うようになった。初のレーザーマウスでもあるが、9000円という価格は、マウスとしてはずいぶん高価な物であるが、さすがに価格相応で、これもまたしっかに手にフィットして使い勝手が良かった。何より、高速スクロールのマウスホイールが最高で、以後、現在に至るまでこのホイールが搭載されていないと、正直マウスとして使えなくなったほどである。
残念ながら、長く使っているうちにバッテリーを支える仕組が甘くなり、接触不良を起こすようになってしまった。

その後にリリースされ、モバイルに特化したVX nanoも購入した。小ぶりであるが手にはフィットし、またVX Revolution同様に高級感があり手触りも良く、気に入っている。今はメインでは使わないが、古いノートPCを使うときにこのマウスを使ったりする。
付属のメッシュケースも中々良いし、レシーバが極限まで小型であるのがまた気に入った。

Bluetoothマウスとしては、MSのノートブックマウス5000というタイプのを購入してみた。初のBluetooth機器でもあり、ペアリングに少々手間取ったりもした。マウス自体は、これも小ぶりながらフィット感が良かったのであるが、何よりスクロールホイールがLogicoolのようにフリーになるものではないため、その分が煩わしくて使わなくなった。

形状が少し扁平で、これもノートPCと一緒に持ち歩いたりするのに都合の良い独特のフック機構がついたV550 nanoと、時期的にはもう少し後になるが、ほぼ同じ形状でBluetoothのM555bも購入した。フック機構はフック部をノートPCに貼り付けるので使わないがマウスとしてはこれも中々使い勝手が良い。扁平であるが、フィット感も悪くないのだ。Bluetoothのほうはマウスの表面素材が光沢があるもので、手触りが良い。何よりBluetooth機器は、本体にその機能があるとレシーバでUSBポートが占有されないという所も良いのだが、接続操作や認識に少々難有りと感じたりする。

VX Revolutionの後継と思うM705も購入してみた。Unifyingのレシーバ装備機としては初という事になる。確かに形状はほぼVX Revolutionを踏襲し、そこから少し派手さを押さえたというような感じの製品なのだが、何故か自分としてはこのマウスは使いづらく感じる。その後、もう少し小型のマウスを使ってきたせいかもしれないが、大きさ又は重量の関係なのか、操作してポインタを操るのが自分には難しいのだ。今は通常、引き出しで眠らせてある。

VX nanoの後継として、M905も購入した。使い勝手はM905同様であり、手触りも良く、操作性も抜群で、今メインで使っている。
合皮のケースは、あまり好きでは無く、メッシュのVX nanoのほうが好みだ。

だいたい以上であるが、何よりマウスはLogicoolの高速スクロールのホイールでないととにかく使えない。MSのマウスにも、クリック感の無いホイールはあるようだが、弾いて何万行も一気にスクロールできるLogicoolのホイールの快適さにはかなわないのである。