WZの環境設定

投稿者: | 2020-05-04

WZ EDITORの環境設定は、高機能エディタとして設定できる項目が多いのは良いとして、それをどこでどう設定するのかがとにかく難しい。WZの作者であっても完全に把握出来ていないのではないかと思うくらい、一つ何か設定するのに時間がかかる。時間をかけても満足な結果が得られないこともたまにある。
それでも、自分は自分の好みの設定を幾つか作成してある。配色のテーマを二つ、環境設定を標準を含めて六つ。それに印刷設定を二つである。
配色のテーマは、濃い色の背景に淡い色のものが好みで、特に濃紺色の背景に白文字が好みであるため、そういう配色と、濃紺色にグレー文字の設定の二つを作成してある。グレーの方は、コントラストが柔らかくなるように調整したつもりであって、行番号を淡い緑にするなど、ややレトロな感じにした。
環境設定は、横書きの80字に罫線入りのを標準として、それに原稿用紙の枠を付けた物、原稿用紙型400字2段組のものも作成した。原稿用紙設定のものは、20行で1ページになるよう行番号表示を調整して、原稿用紙で何枚書いたかが分かるようにしてある。
縦書きは、画面下端で折り返す設定を基本として、原稿用紙枠付きと枠無し、それに原稿用紙型1段組の三つを用意してあって、これらを適宜切り替えて使う。
印刷設定は、A4用紙に印刷するためのものであるが、エディタで印刷したことが分かるように行番号を印刷するようにした横書き設定と、縦書き2段組の設定を作成してある。あとは、標準の設定を自分の環境や好みに合うように調整してある。
多くの高機能エディタは、拡張子毎の設定をすることができるが、WZの場合は拡張子とも関連付けながらそれぞれの環境設定や配色は切り替えられるようになっていて、その辺の設定に関わる感覚を習得するのがとにかく難しい。