国語辞典蒐集

投稿者: | 2021-12-30
三国

いつしか、国語辞典を集めるようになっている。
とは言っても、ある物全部コレクションのために無作為に集めているというわけでもないのだが、中型辞典の適度な大きさ・分量が好みで、手元に置いて使いやすいので気付けば版が新しくなる度に購入したりしている。
三省堂国語辞典の他にも、岩波国語辞典新明解国語辞典集英社国語辞典などを溜め込んでいる。国語辞典を集めている人はそれなりに居るとは思うが、普通の人はそんなにたくさんは所有していない。学生の頃から何十年も使い込んでいる物一冊をずっと使っているという人は少なくない。

そもそも、自分は学生時代の頃は高校生くらいから小学館の新選国語辞典をずっと使っていた。見やすくて気に入っていて、そのまま社会人になってからも会社の引き出しに入れて参照したりするのに使っていた。
それが、20年くらい前に三省堂国語辞典第五版の小型版にした。何となく書店で見つけて見易そうだったからくらいの理由でそれにした。実際見易い。
その流れで、第六版の小型版も購入して使ったし、第七版は通常版と小型版の両方を場所で使い分けたりもした。ATOK付属の電子辞書でも使った。

このたび、第八版が出版されたのを知ったので、今回は通常版を購入した。
オレンジ色の表紙本体が格好いい。三国は新語に強く、また表記も現代風で、内容本文ページのレイアウト、デザインがスッキリとしていて読みやすい。
今回の第八版でも、デザインが新しくなって、新明解のようなアクセントの表記も加わった。通常版は第七版より僅かに大きくなったが、文字表記も大きくなったか行間が調整されたかで、前の版と比較しても、あるいは他の同種の辞書と比較してもとにかく見易い。

他に、最新版だけでも岩国も新明解もあったりするので、どう使い分けるか。会社、自宅のPCそば、書き物デスクの上など、それぞれに置いているが、どう置き分けるかというところである。