2018年にブログ向けに書いたこの文章に、現時点で読み返して少し手を加えておく。4年ぶりということになるのか。以下。
これまで何台もPCを使ってきているが、自宅で使っているものについてはどういう理由で購入したのかを思い出してみる。
1台目はPC98のデスクトップ機。
これは、それまで使っていたワープロ専用機ではなく、PCに乗り換えてPCの世界に入り込むため。そういう理由である。Windows 3.1からWindows 95、98までアップグレードして使った。今はもうキーボードなど部分的に処分済なので使えないが、一応眠っている。
2台目はSOTECのノート。
持ち運びができるノート型のものが欲しくて購入。DOS/V機のノート型であれば何でも良かった。今はもう無い家電店で、どれにしようか決めずに出向いて、国産なので良いですよと進められて購入。SOTECは壊れやすいとよく言われているのを知ったが、自分のは堅牢で全く壊れず、快適に使った。
Windows 95機で、別の場所でエディタで文章を書いたり、やがてこのPCで初めてインターネットへの接続を行った。しばらく1台目と併用していた。
3台目はデスクトップの置き換えとして富士通のFM Towns。
これはWindows 98 SEで、MSFSを快適に動かしたかったからだった。あまり覚えていないが、単に新しいPCが欲しいと思ったから、DOS/V機の快適な環境が欲しかったではなかったか。
4台目は、自作機である。
富士通デスクトップの置き換えとしてのマシンだが、これは他の人が自作しているのを見て、自分も自作くらいできるだろう、自作機は結局市販PCより安くできるだろうとか、自分でパーツを選ぶのも楽しそうだったし、高性能機にすると達成感もあるだろうと思って作ってみた。Windows 98SEである。
しばらく問題なく動いていたが、何年か経ってHDDのMBRが何故か急にダメになった。
5台目は、東芝DynabookのノートPC。
自作機故障により自作機には懲りて、再び市販のPCを購入。Windows XP機である。ノートにしたのはデスクトップ機でファンの音が気になったのと、本体が大きすぎて場所を取っていたということからである。
東芝自体は好きなのだが、これは何故か不意に数秒のフリーズを繰り返す。Celelonマシンで同じシリーズの上位機Pentiumのほうを探したが購入した量販店では取り扱っていなかった。MSTSで遊んだし、キーボードなど外付け機器を増やし始めた。
6台目はVAIO Sシリーズ(SZ)。
Windows Vistaの発売と同時に購入。新しいOS用としての初BTO機。Dynabookが5年くらい経ち、そろそろ買い換え時期だと思っていたところもある。
VistaはUltimateにアップグレードしたが、OS自体の評判が良くないこともあって、特に何も期待せずに黙々と使用。Core 2 DuoのCPUで、ノートPCとしては購入時点で最高レベルのスペックだったはずだが、やがてHDDが劣化。
7台目もVAIOでTシリーズの小さいPC。
Sシリーズも13.3インチの小型なので持ち歩いて使うことなども考えていたが、そういうこともせず、11.5?インチのもっとモバイルなTシリーズなら持ち歩けるだろうかと、セカンドマシン用として購入。これもWindows Vistaで、これはBuisinessエディションにした。
しばらく併用して使ったが、やがてこれもHDDが劣化。モバイル用のCore 2 Duoで電圧制限版のため、特別高速でもなく、スペックについては期待外れだった。
8台目もVAIOでシリーズはSA。
劣化してきたSZの置き換えとして購入。Windows 7のOSにしたかったこともある。ポートリプリケータ(ドック)と共に購入。Core i7機で初のSSD搭載マシン。SSDはRAIDが組まれていてHDDに比較すると超速だった。Windows 7はProfessionalエディション。
どんな作業をするにも極めて快適に使っていたが、4、5年経ってSSDのRAIDの領域の一部がエラーを返すようになった。慌てて9台目のPCを用意したが、それと併用しているうちについにSSDが修復できないエラーになって、起動することができなくなった。
9台目はThinkPad T450。
その頃、もうVAIOはSONYでなくなって、有線LAN付きのモデルがなくなったりポートリプリケータもなくなったりして、選ぶ意義が失せたので、ノートPCとして歴史も人気もあるThinkPadを選んだ。ドックも購入。
これもCore i7機で、ストレージはSSDを選んだが、OSは当初から不人気のWindows 8.1。10へのアップグレードはハードとの相性があると思い行いたくなかったので、いまだに8.1のままで使い続けている。
購入当初からSSDのエラーが起動のたびに出て、フォントキャッシュか何かが壊れるなど、不安要素をもっている。だが気付けばそういうエラーももう起きて居らず、今もサブ機として使用中。エラー自体は深刻な警告が出たのだが、実は問題ないかもしれないが、いよいよWindows 8.1のOSの寿命が近づいてきた。
10台目もThinkPad T470S。
9台目がエラーであるうえに、併用していた8台目のVAIO SAがついにダメになったことをきっかけに購入。これもCore i7のSSD機。Windows 10のPCで、今メイン機として9台目と併用して使用中。ドックは9台目のと共用できる。
以上、自宅で使ってきたPCは10台ということになる。
VAIOでBTO、CTOか、という買い方ができるようになった時点で、購入時には出来る限り高スペックのPCにして、そのPCを買い換える(使わなくなる時点)まで快適に使い続けるということを選択の目標とした。だいたい、その時点で選べる最高のCPUを選んでいるので、購入当初はノートとして爆速クラスである。プラスSSDのおかげで5年以上経っても快適に使えていて、当初のそういう目標は達していると思える。
次に購入するのは9台目か10台目が故障し使えなくなる可能性が高まった時だろうと思っていたが、Windows 8.1の期限が2023年年明けに迫ってきて、多分それを理由にして最新機種を導入することになると思っている。
また、次のPCも今のところはまたThinkPadの同じTシリーズにしようと思っている。ドックへの接続方式が変わるので、ドックは新たに購入しなければならなさそうで、その分の出費が嵩む。
今調べてみると、既にPCを載せるタイプのドックのスタイルはもうないようで、汎用的なUSB-C接続の別置きドックがある程度のようだ。
そういうものでも、ドックがあれば複数のディスプレイに接続できたり周辺機器の統括ができるので、そういう環境で良いのではないかとも思っている。
それなりのスペックのものを購入することにしてることもあり、PCは安いものではないので、次の購入計画も色々考えなければならない。