新PCの癖

投稿者: | 2022-11-27

一月半ほど前に、新PCに移行した。正確に言えば、移行したというより新PCも使うようになったので、乗り換えたというわけでもない。
新PCもThinkPadのTシリーズ、T14 Gen3で、初めてIntelのCPUではないAMDのRyzenのCPUのモデルである。
OSも初のWindows 11で、ドック環境も直載せタイプではないUSBドックという環境になった。RealforceのキーボードやEIZOのモニター、他マウスやスピーカなど周辺機器は同じ物を使い続けている。

何より変わったのはPCそのものなのだが、だいたい今はクラウド経由でデータや設定が共有されることもあり、見た目の変化はあるものの、そんなに大きく変わったという印象は無い。特に、Windows 11はWindows 10の更新版という感じがあるので、操作系もほぼ同様で画面の雰囲気が少し変わったかというような感じであって、違和感はほとんどない。新しいOSということで新鮮味はあり、それは快適である。
そもそもPCはRyzen 7でそれなりに高スペックのものとなるので、ファンが高音回転をし続けるということはなく、ほとんど動いているのかどうかわからない、ファンレスであるかのような振る舞いではある。

Windows 10のT470Sと比較して、起動は遅いという感がある。Windowsの読み込みに入ってからはそう大差ないのかもしれないが、その段階に至るまで、すなわち、電源ボタンを押下してから指紋認証の画面が表示されるまで、そこからぐるぐるが表示されるまでが、そんなに速くないのである。
起動してからの動作は速い。

また、USBドックとの相性は特別良い物ではなく、たまにきちんと認識しないというか、接続が上手くいかない。これは、USBの特性なのかもしれない。接続したままシャットダウンしたりして、タイミングによってはきちんと次に復帰しないというか、モニターを認識しないというか、そういう状況が時々発生する。
モニターの接続方式がHDMIとDPケーブルとどっちが良いのか、など取り替えてみたり、高速シャットダウンが悪さをするとも聞いているので、それをオフにして運用してみたりと様々である。
スリープ状態で長時間放置すると、バッテリーはまだあるのに勝手にシャットダウンしていることがほとんど。これもよく理由がわからず、やや困っている。
なので最近は、長時間放置する場合は必ずシャットダウンをするようにして、そうした場合はたいてい、次に起動したときはドックを認識する。

ドック認識の確実な方法は、毎回起動している状態の際に取り外すことで、取り付けるときも起動してから取り付ける方が、認識は確実である。
逆に、どうもスリープ状態にした際にドックのケーブルを取り外すのが良くないようだ。PCの内部では接続状態が維持されている物と認識されているので、次に起動したときは接続されていなくても接続されている風に、すなわち本体モニターがオフの状態になってしまうのである。
こうなるとどう操作して良いのかわからないので、正常に内部では起動しているとしても強制終了せざるを得なくなり、面倒なことになるのである。

そんな風に、このひと月半はそういう使い方の慣れとの戦いをしつつ、運用をしてきているというものである。