もちろん、PモードとはプログラムAEのPである。メーカにより違う呼び方をしたり、Pモードとフルオートのモードの区別がない場合もあるが、これも基本的にはフルオートモードだが、ストロボの発光の制御ができたり、ISOの設定が個別にできたり、オートの良いところを継承しながら、自分庫のみの設定もできるという、まさに当時の自分向きのモードであったのだ。
このモードにおいても、絞りもシャッタースピードも考えずに失敗のない写真が撮れるので、重宝してしばらくはそのモードばかりを使った。
正確に言うと、その頃使っていたデジカメはフルオートのモード以外ではこのPモードくらいしか無かったので、選択の余地がなかったとも言える。