新旧VAIO

投稿者: | 2015-02-02

メイン機のVAIOはSONY時代に発売されていたSAである。
今のVAIOにはこのSのラインが無くなってしまって、今後買い換えの際にどうしようかと困っている。
これの何が良いかというと、次のような点である。
まず、ポートリプリケータがあるということ。ポートリプリケータはすなわちドッキングステーションのことで、これにVAIOを乗っけるとUSBなどのポートを拡張することができる。通常のモバイルノートPCは本体のUSBポートが少ないので、これはまずこれだけで重宝する。基本的にコネクタ接続するものはほぼすべてポトリへ接続できるので、本来はそのままVAIO本体を取り外して持ち歩きやすくするという目的も持っている。
自分の場合は、ポートの拡張用として、USBで外付けキーボードやマウス、その他拡張機器を接続したりするデスクトップ用途に使う。
ポトリに乗せた状態では本体のモニターポートが使えないとか、ポトリ経由のコネクタを使う場合はポトリへの電源供給が必須で、それはPC本体への供給と共通であってそこの区分ができない点は少し不便に思うことはある。
今のVAIOの相当ライン製品にはこれが用意されていない。
次に、有線LANポートが本体に備えられていること。自宅で使うには無線よりも高速にかつ安定して通信できる有線が良い。現在の相当製品VAIOにはそれすらない。ACアダプタと一体になって有線ポートへ接続する仕組みはあるが、何しろ本体に有線ポートが無いのだから、それですら最終的には無線にしかできない。これは粗末。
今の相当製品を有線接続するためにはどうにも怪しいUSBポート経由の有線コネクタを使わなければならない。
大きなところで、今のVAIOの相当製品を選択できない理由がこの二つ。
さらに言えば、CPUがモバイル型のものしか搭載していないという点も気になるのだが、これはSAで搭載している通常のノートPC用タイプのものと比較して決定的に違うのかどうなのかというところがよくわからない。そんなに重い処理をさせるわけではないが、体感的に快適な今より遅くなるのは困る。SSDもSAではRAID0のストライピング技術で相当高速だが、新VAIOもそれ並に速いのかどうかという点もある。
オンラインでカスタマイズできる項目もモデルが新しくなるたびに減ってきているのも気になるところ。
SAの時でもそうだったが、ASCII配列のキーボードが選べないという点はこれがまた非常に気になる。どっちにしろ外付けのキーボードを使うから良いと言えばそれまでではあるのだが。
そんなような、ハードウエア的なところもあるし、OSとしてWindows 8や8.1はどうなのかというところもあったりして、結局Windows 7やWindows Vistaの機種をまだ使っているのである。