続・ストビューで遊ぶ

昨年に、こんなエントリーを投稿した。
http://aptpriority223.sblo.jp/article/102723880.html
ストビュー、と自分は呼んでいるが、つまりはGoogleのストリートビューのことである。
まるで道路を徘徊するかのようにあちこち巡れるのが面白いのでつい時間を費やしてしまう。
前からもやっているストビューの遊びの一つとして、狭い県道や旧道などを辿るというのもある。
ストビューではないGoogleMapや、誰か他の人が調べたり実際に歩いたりして作成して公開されているWebサイトの情報などを参考に、実際にその道路をストビューで進行してみて、旧道にある史跡だとか、県道にある標識や周りの風景を楽しむのである。
いや、実際に楽しい。
実際に現地に足を運んでいなくても、ストビューはその時点での写真であって、視線を動かすようにかなり自由に好きな方向を見ることが出来るし、完全にシミュレータのようではないが、定方向に進行するような形のこともできるので、擬似的に歩き回っているような気分にもなる。
ある程度の時間、ストビューでその世界を訪れて巡って、PCから離れて現実の世界に戻ると、あたかも自分がその現地に行って今帰ってきたかのような錯覚にも陥ることさえある。
学生時代以来疎遠だったロシア語をもう一度、もう少しだけ習得してみようと思い立ったのも、ストビューでロシアの都市を巡って看板くらいは読んである程度理解できるようになりたいと思った、そういうきっかけにもなった。
少し残念なのは、対応している地域でも完全に全ての道路にストビューが入っていないということである。部分的に漏れているように入っていない所もあるし、海外の都市などでは幹線的な道路しか入っていない場合もそれなりに多いということである。
労力的には仕方が無い部分かと思いきや、さすがにここまで入る必要があるのかという所まで撮影されている場合もある。
特に、今後も実際に行くことはまずないので、そういうところが自宅のPCの環境を通じて巡れるというのは面白い。今後も対応地域を拡大してほしいし、欲を言えば高画質化とか、歪み部分の補正だとか、更に将来的には３Ｄ化なんてのも面白いかもしれないが、まあそれでも現状でもそれなりに満足している。