PILOTのスチールニブ万年筆

投稿者: | 2017-03-26

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前のエントリーで金ニブの万年筆を並べたので、今度はそれ以外のニブのPILOT万年筆を並べた。と言っても、Cocoonが3本とプレラ色彩逢いが1本である。
最初に購入したのはCocoon青軸で、これは細字だ。安価帯の万年筆においてはデザインも性能も良いということで有名になっているのを知り、色彩雫のインクを使ってみたかったこともあったのでコンバータもCon-40を買った。
スチールか合金かのニブであって、金ペンに比べると硬い感じになるものの、インクのフローなどは良好で書きやすい。綺麗な細字が書ける。(字の上手下手は別である)
今は、原稿用紙に書いたブログの下書き訂正用として、PILOT純正の赤か色彩雫の紅葉を交互に入れて使っている。
2本目のCocoonはシルバー軸の中字である。これもコンバータはCon-40である。
Cocoonの書きやすさが中字になるとどうなるのか、インク色によっては中字のほうが合っているものもあるので、そういう場面で使うために買ってみた。金ペンの中字より堅めである分なのか、ニブの先端の形状がはっきりと現れてそれが線の太さの強弱につながり、筆圧を加減しなくてもそういう効果が表現できるので、この中字の書き心地も良好である。色彩雫の深緑や純正ブルーなどを適宜入れて使うが、今は休眠させている。
3本目のCocoonは、チタン色軸の細字である。コンバータは同様にCon-40である。
最初の細字の書き心地が良かったので、他の色のインクを使うために購入したものであるが、個体差なのか、カリカリとした感じがしばらく使い続けても取れない。これは同じCocoonの同じ細字ともはっきりと違いを感じるものだ。まだしばらく使っているとそういう感じも取れるのかもしれないが、少しそういうところに引っかかりがある。
純正の黒インクや色彩雫竹炭など、黒系のインク用として使うことにしている。万年筆でも問題がない書類に書くのに都合が良い。
プレラは、カリグラフィのニブである。購入したのはそれが使ってみたくてというのも多少有るが、Con-50が付属しているので購入したというところもある。
今はそのCon-50を別の万年筆で使っているので、カートリッジで使うかどうかというところで、基本的には休眠中である。