テキストエディタは以前も今もWZ EDITORだが、秀丸をメインで使っていた時期もある。
WZはVer.1、2、4、5辺りを使ってきて、4や5ではマクロでHTMLの編集をするのが便利でしばらく使っていた。その後販売元が変わったり、あるいはしばらく新しいバージョンが出されなくなった時期があって、そろそろ最新のWindowsに対応したもののほうが使いたいと思ったのが秀丸に切り替えた理由である。
秀丸も歴史は古いものであって、最初に使ったのはWZより先だった。自分にとってはWZより僅かに付き合いは長い。当初、縦書き対応の予定はないとのことであったが、切り替えた時点(確かVer.7くらいの頃から)では縦書きにも対応していたし、WZ同様に高機能で文章書きにも都合が良い機能が豊富であった。何よりWZと同じSDIであったこともある。
WZ8以降は、またWZをメインにして使っているが、今も秀丸もインストールはしてあって、たまに使う。画面の配色やキー定義などはだいたいWZのカスタマイズ状態と同じになるように設定してあって、どちらを使っても違和感がないようにしてある。
秀丸は元からWindowsに根差しているアプリケーションであるし、更新頻度も高いので、インターフェースや設定画面の操作など基本的な部分でWZのように戸惑うことがない点はいつも安心できる。更新頻度も高く、不具合の対応も続いている。
パソコンを使い始めた頃、まだ(高機能な)テキストエディタがどういうものなのか知らない頃、試用状態の秀丸でそれがどういうものかを知った。
「秀丸」というソフトウエアの名前も、当時としてはそういうセンスがあった。今となっては古く感じるが、それがまた懐かしくて良い。当時も今も同じソフトが使い続けられるというのは、長く使っていると嬉しく感じる物なのである。
もういつベクター経由でレジストしたかわからないのに、新しいバージョンになってもまだライセンスは有効であるのは有り難い。